ギリシア人の物語〈3〉新しき力

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ギリシア人の物語〈3〉新しき力

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  • サイズ A5判/ページ数 480p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784103096412
  • NDC分類 231
  • Cコード C0322

出版社内容情報

夢見るように生き、炎のように燃え尽きた「永遠の青春」アレクサンドロス大王。その唯一無二の生に肉薄した塩野七生最後の歴史長編!

内容説明

夢見るように、炎のように―永遠の青春を駆け抜けたアレクサンダー大王。32年の短くも烈しい生涯に肉薄した、塩野七生最後の歴史長編。

目次

第1部 都市国家ギリシアの終焉(アテネの凋落;脱皮できないスパルタ;テーベの限界)
第2部 新しき力(父・フィリッポス;息子・アレクサンドロス;ヘレニズム世界)
十七歳の夏―読者に

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、63年から68年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。92年より、ローマ帝国興亡の歴史を描く「ローマ人の物語」にとりくみ、一年に一作のペースで執筆。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。02年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

432
この巻の初めでギリシャの都市国家群は終焉を迎える。そこに新たに登場してきたのがマケドニアである。そもそもオリンポスの彼方にあるマケドニアは圧倒的に後進国であった。パラダイムシフトというのは、そんな風にしてしか起こらないものなのだろう。フィリッポスによって、ギリシャ世界に確たる地位を築き上げ、その長子アレクサンドロスが遠くオリエントに遠征を果たす。イッソスの戦いをはじめ、すべて連戦連勝であった。ハンニバルもスキピオも、あのカエサルでさえも史上最高の軍略家と讃えた。遠征に出立した時は弱冠21歳であった。2021/02/05

starbro

211
塩野七生は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。ギリシア人の物語全三巻、1200P超、完読しました。『ローマ人の物語』に始まるシリーズ全26巻、10,000P、コンプリートです(V)o¥o(V)著者最後の長編は、マケドニアのスーパースター、アレクサンドロス(アレキサンダー大王)が主役でした。衰退するギリシアの最後の輝き、アレクサンドロスの短い生涯をワクワクしながら読みました。塩野七生は本当にもう書かないのでしょうか?著者は最後に読者に謝辞を述べていますが、私は塩野七生に大いに感謝しています!2018/01/17

ハイク

97
アレクサンドロスの活躍が中心の物語だ。父のフィリッポスがマケドニア発展の基礎を築き、そしてアレクサンドロスがペルシャ帝国を完膚なきまで打ちのめした。ペルシャ王のダリウス三世との戦いは面白い。著者の図解入りで「イッソスの戦い」「ガウガメラの戦い」と分かり易い解説だ。更にペルシャに留まらずインドまで手を伸ばしインダス川上流での「ヒダスベスの戦い」でも勝利した。彼は更に東方に行きたかったのだが、部下の反対にあって断念し、ペルシャの首都であったスーザへ戻った。ローマ時代のカエサルと同様に希代の英雄であった。 2018/04/18

優希

92
ほぼアレキサンダー大王のことが記されています。ギリシアに力をもたらすために鍵となった人物であることはまちがいないでしょう。王自ら手に入れた軍を引いていくのは流石としか言えません。ギリシア文化の最後を彩る人物としてその表情を見たような気がします。著者最後の歴史エッセイということで、今までの結びとして圧倒されました。2018/07/09

Panzer Leader

86
アテネ、スパルタ、テーベと続くギリシャの覇権争いは、満を持していよいよマケドニアのアレキサンドロス登場となる。3部作続けて読むと彼の事を書きたかったのだと納得する。著者の惚れた人物を描く筆はノリに乗っている上、主要戦闘を図面を使用しながら解説する手法はとてもわかりやすい。これまでいろいろ楽しく読めた著者の歴史エッセイは本書が最後だそう。長い間お疲れ様でしたと言いたい。2018/09/27

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