ギリシア人の物語〈1〉民主政のはじまり

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ギリシア人の物語〈1〉民主政のはじまり

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  • サイズ A5判/ページ数 353p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784103096399
  • NDC分類 231
  • Cコード C0322

出版社内容情報

名作『ローマ人の物語』へとつながる「それ以前の世界」、西洋文明の源流を描く新シリーズ!民主主義を生んだ壮絶な戦争の真相とは。

あのローマ人の偉大なる先人たちを描く、鮮烈な新シリーズの幕開け! 古代ギリシアの民主政はいかにして生れたのか。そしていかに有効活用され、機能したのか。その背後には少ない兵力で強大なペルシア帝国と戦わねばならない、苛酷きわまる戦争があった――。累計2000万部突破のベストセラー『ローマ人の物語』の塩野七生が、それ以前の世界を描く驚異の三部作第一弾!

内容説明

『ローマ人の物語』以前の世界。ギリシアに誕生した民主政の実像とは何か。なぜ機能したのか。少数兵力で巨大ペルシア帝国を破った民主主義の力とは。新シリーズ全3巻、鮮烈な第一作。

目次

第1章 ギリシア人て、誰?(オリンピック;神々の世界 ほか)
第2章 それぞれの国づくり(スパルタ―リクルゴス「憲法」;アテネ―ソロンの改革 ほか)
第3章 侵略者ペルシアに抗して(ペルシア帝国;第一次ペルシア戦役 ほか)
第4章 ペルシア戦役以降(アテネ・ピレウス一体化;スパルタの若き将軍 ほか)

著者等紹介

塩野七生[シオノナナミ]
1937年7月7日、東京に生れる。学習院大学文学部哲学科卒業後、63年から68年にかけて、イタリアに遊びつつ学んだ。68年に執筆活動を開始し、初めての書下ろし長篇『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。82年、『海の都の物語』によりサントリー学芸賞。83年、菊池寛賞。93年、『ローマ人の物語1』により新潮学芸賞。99年、司馬遼太郎賞。02年、イタリア政府より国家功労勲章を授与される。07年、文化功労者に選ばれる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

535
スパルタに生まれなくてよかった。7歳から親元を離れて軍事訓練所入り。それが20歳まで。そこで過酷で残酷なイニシエーションを経て、成年に。そこから60歳まではひたすら現役兵として兵舎での生活。30歳からは結婚もできるが、スパルタが理想とするのは筋骨隆々たるゴツい女性像。子作りもスパルタ人の義務だが、幸い夜は兵舎に帰る。食事はといえば、世界一不味いと定評がある。そこでスパルタ男たちの楽しみはひたすら同性愛に耽ること。では、スパルタの女たちの楽しみはいったい何だったのだろう?本として読むには実に面白いが。2021/01/30

KAZOO

162
塩野さんのローマ人の物語に続いて、「ギリシャ人の物語」も書こうかということなのですね。本当は文庫本になるまで待とうと思ったのですが、ローマ人と同じようにハードカバーで読み文庫でも読むということになりそうです。初期のころはあまり興味がなく、という感じなのですがペルシャが侵略するところから結構興味を引きそうです。何巻になるのでしょうね。2016/05/15

starbro

136
塩野七生は『ローマ人の物語』等の主要作品および新作をコンスタントに読んでいる作家です。本作も『ローマ人の物語』同様の安定感で読ませます。2500年以上前にこんなに先進的な政治システム、文化を持っていたギリシア人には驚きますが、それにしても2500年たってもほとんど進化していない現代の政治には呆れてしまいますね。ギリシア人の物語は3部作とのことですが、著者が高齢なので、完結することを切に願っています。本シリーズが完結したら、次はエジプトあたりにテーマが変遷するのでしょうか?2016/01/29

ハイク

110
著者はいわゆる歴史作家ではなく、面白く読ませる歴史作家なのである。歴史の因果関係や人物像を掘り下げ魅力ある歴史像を文章に反映させ、単に歴史の説明ではなく面白く物語っているのだ。しかもローマ以前の時代を少ない資料から、著者の想像力や歴史観を語りかけてくれる。面白いの一言に尽きる。第一巻では第1次及び第二次ペルシャ戦役を中心に述べ、戦いを主導した将軍たちの活躍を述べている。特に第二次のアテネ出身のテミストクレスの生き様を著者の想像力を交えて記していてギリシャに一層の興味を湧かせてくれる。次巻を期待したい。 2018/01/15

優希

108
『ローマ人の物語』より以前の世界であるギリシアを題材にした歴史絵巻が幕を開けます。民主主義の始めと言われるギリシア。その歴史は一体どのようにして紡がれていったのかが描かれています。「民主政のはじまり」という副題ですが、内容としてはペルシア戦役が中心になっている感じではありました。それでもアテネのソロンからの民主政の道筋が詳しく述べられており、ギリシア史の核へと続いていくように思えます。アテネ・スパルタを軸にした戦いの描き方は安定していて面白いですね。著者の歴史観・政治観も含め、今後が楽しみです。2016/01/21

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