内容説明
消費税は完全転嫁されているという前提は正しいのか。消費税のしくみを転嫁と帰着という観点から丁寧に解説したうえで、経済学の視点から消費税転嫁の実態をデータを通じて解明する。
目次
第1部 消費税の現状と経済理論(日本の消費税;消費税の経済理論)
第2部2014年の消費増税が物価に与えた影響(消費者物価指数に見る消費税の転嫁;Point‐of‐Sale(POS)データに見る消費税の転嫁
マイクロデータに見る消費税の転嫁
産業連関分析に見る消費税の転嫁)
著者等紹介
白石浩介[シライシコウスケ]
1965年生まれ。1988年早稲田大学政治経済学部卒業(経済学士)。1994年London School of Economics修士課程修了(MSc.Economics、MSc.Politics)。2018年名古屋市立大学博士課程修了(博士(経済学))。三菱総合研究所(1988~2013年)、大阪大学経済学研究科客員助教授(2003~2007年)、一橋大学経済研究所特任准教授(2007~2009年)を経て、2013年より現職。拓殖大学政経学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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