出版社内容情報
怨霊として甦った紫式部が、ほんとうの宇治十帖を語りだす。海賊、武士、孤島の異族たちが集結して結晶する、瞠目の古川版源氏物語。
あなたたち後世の人々よ。改竄された物語に、私が耐えられると思うか? 死して百有余年、怨霊として甦り「本もの」の宇治十帖を語り始めた紫式部。一方、海賊たちは瀬戸内に跋扈し、蝦夷の末裔は孤島で殺人術を研き、奥州の武士たちは太刀と黄金を全国に運んでいた。いくつもの物語は次第に交錯し、やがてひとつの像を結ぶ。圧倒的なスケールと幻視力で紡がれる《古川日出男版》源氏物語。
内容説明
女人たち、海賊たち、武士たち、蝦夷たち。いくつもの物語がやがて集結して結晶する、瞠目の“古川日出男版”源氏物語。
著者等紹介
古川日出男[フルカワヒデオ]
1966年福島県郡山市生まれ。1998年に『13』で小説家デビュー。2002年、『アラビアの夜の種族』で日本推理作家協会賞、日本SF大賞をダブル受賞。2006年、『LOVE』で三島由紀夫賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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