出版社内容情報
世界最強のスパイ組織モサドを代表する人物による回想録。中東世界を裏側から動かしてきた男が語るインテリジェンスの精髄とは。ときに外務省に先んじて他国と交渉し、ときに敵国要人の暗殺さえいとわぬ世界最強の諜報組織モサド。その中枢で28年間にわたりスパイ活動に従事し、長官にまで登りつめた著者が綴る衝撃の回想録。中東の裏面史を知り尽くした冷徹な目で何を見たのか――。中東戦争と湾岸戦争、イラク戦争をくぐり抜けてきた男が語る、9・11以後の世界を生き抜くためのインテリジェンスとは。
エフライム・ハレヴィ[エフライム ハレヴィ]
河野 純治[コウノ ジュンジ]
内容説明
ときに外務省に先んじて他国と交渉し、敵国要人の暗殺さえいとわぬ世界最強の諜報組織モサド。その中枢で28年間にわたりスパイ活動に従事し、長官にまで登りつめた著者による衝撃の回想録。中東の裏面史を知り尽くした冷徹な目で何を見たのか。中東戦争、湾岸戦争、イラク戦争をくぐり抜けてきた男が語るインテリジェンスとは。
目次
闇の外へ
イラン・イラク戦争の終結
戦争への秒読み
湾岸戦争の足跡、その光と影
中東紛争に対する国際的関心
プロフェッショナル・レベル―平和維持の第三の要素
イスラエル・ヨルダン和平条約
和平条約締結までの三か月
さまざまな指導者と国の思い出
時代の変化と優先事項の変化
メシャル事件
新長官の最優先事項
傲慢、尊大、自信過剰
新時代の到来―国家間の仲介役としての諜報員
情報の政治的操作
シャロンの功績
責任を負うことと責めを負うこと
現在の新たな視点
外交―可能なことを実行する技術
著者等紹介
ハレヴィ,エフライム[ハレヴィ,エフライム] [Halevy,Efraim]
1934年イギリス生れ。エルサレムのヘブライ大学で法学修士号を取得したのち、’61年にモサド入局。’95年イスラエルのEU駐在大使。’98年モサド長官に就任、以後4年半にわたりイスラエルの諜報・外交活動の最前線に立つ。現在はヘブライ大学戦略政策研究センター所長
河野純治[コウノジュンジ]
1962年生れ。明治大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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