まぼろしの難波宮―山根徳太郎物語

まぼろしの難波宮―山根徳太郎物語

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  • サイズ A5判/ページ数 269p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784062032698
  • NDC分類 K913

内容説明

古代、摂津の難波(現在の大阪市)に宮殿があった―日本最古の歴史書に名をあげられながら、それは、たんなる言い伝えとしかうけとめられていなかった。そのため、難波宮はまさにまぼろしの宮であった。二枚の瓦の出土がてがかりになって、1200年の間、土中深くねむっていた古代都市、難波宮の所在が明らかになった…。このまぼろしの難波宮の発掘に成功したのが、山根徳太郎である。歴史がぐんぐんおもしろくなる感動の物語!

目次

女学校の新米先生
あみだ池のふしぎな話
古代の瓦が二枚
りっぱな協力者たち
感動の出土品“鴟尾!”
なぞにつつまれる上町台地
徳太郎の地図
発掘はじまる
すばらしい発見
やはり難波宮が
発見された古代の火事あと
大極殿跡見つかる
難波宮は永遠に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アマノサカホコ

7
大阪市図書館。古代の難波に都があった事は日本書紀や古事記、続日本紀に書かれているが、大阪のどこにあるのか所在地はわからず、根気よく調査をして発見した山根徳太郎先生の人生の物語。奈良時代の瓦の発見から戦争を経験し終戦をむかえ30年以上経ってからようやく調査ができるようになったのが感慨深い。大阪歴史博物館に柱の跡がわかるように◯が残されているけど、◯を残す事がどれだけ大変だったのか恐れ入る。当時の関係者の皆様方に後世に残して頂き感謝を申し上げたい2024/04/22

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