新潮文庫<br> 第四解剖室

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新潮文庫
第四解剖室

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  • サイズ 文庫判/ページ数 394p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784102193358
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

私はまだ死んでいない、死んでいないはずだ。ゴルフをしていて倒れた、ただそれだけだ。それだけなのに。だが、目の前にある解剖用の大鋏は腹へと迫ってくる…切り刻まれる恐怖を描いた標題作のほか、ホラーからサスペンス、ファンタジー、O・ヘンリ賞を受賞した文芸作品まで、幅広いジャンルにわたって天才ぶりを発揮してきた巨人キングの十年を総決算する全米百万部の傑作短篇集。

著者等紹介

キング,スティーヴン[キング,スティーヴン][King,Stephen]
1947年メイン州生れ。貧しい少年時代から恐怖小説を好む。高校教師、ボイラーマンといった職業のかたわら執筆を続け、’74年に『キャリー』でデビュー。好評を博し、以後『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを生み、“モダンホラーの帝王”と呼ばれる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

140
今回キングは出版社から送られたリストに振られた番号に基づいてトランプをシャッフルし、出てきたカードの順番で収録順を決めたとのこと。本書は原書の二分冊のうちの1冊だが、サスペンス、ホラー、前衛小説、時代小説にダークファンタジーとたった6編でありながらジャンル豊かな作品が詰まっている。モダンホラーの帝王と呼ばれるキングの多彩ぶりが窺えるのが短編集だ。しかも地元バンゴアで経営している2つのラジオ局の赤字を解消するためにラジオドラマを書いて放送してリスナーを増やそうという発想から生まれたというのが何ともユニーク。2023/06/25

カムイ

43
【第四解剖室】痛いだろう、死んでないのに!ガンスリンガーの番外編【エルーリアの修道女】キングがファンタジー❓オー、好きだ、ロックでアバンギャルドだ。2020/05/19

神太郎

41
キングの短編集。どれも読み口よくどれも読後感はスッキリとしている。ダーク・タワーの一篇が読めるとのことで買ったのだが、そちらもなかなか面白かった。表題作の緊迫感はなかなかに読み応えがあった。個人的には表題作がかなり良い出来だなと思っており、一番好きかも。勢い含めて。故に残りの作品も出来は悪くないのだろうが、やや霞む印象。2021/08/07

催涙雨

39
ホラー・スリラー系の短編集、二分冊の前六編。ポーの早すぎた埋葬を踏襲した特有の緊迫感がある表題作、これは生きながらに解剖される恐怖感を一息にユーモラスな苦笑に変えてくれるオチのつき方が良い。自殺する人間の絶妙な機微に触れる「愛するものはぜんぶさらいとられる」も好き。「ジャック・ハミルトンの死」は実在するギャングをモチーフにしているため義賊的な悪漢のハードボイルドさが現実味を帯びて伝わってくる。退廃的な世界観が好みだったのでダーク・タワー本編も読んでみたい。最初から外伝を読む形になってしまったのは残念だが。2017/09/12

ニミッツクラス

38
04年(平成16年)の税抜705円の文庫初版。米02年の14編収録の底本を本邦で2分冊し、最初の6編を収録。後半は1編を割愛して「幸運の25セント硬貨」に収録。キングとアシモフは序文が長い…各話へのコメントもある。素人受けする内容と適度なテキスト量の一冊。表題作の“自分は死んでない”の意思疎通が赤裸々だけどその後も幾分気の毒。「死の部屋にて」は大藪春彦ファンなら垂涎物だ。拷問室から脱出するハードバイオレンスにシニアでも血が騒ぐ。「エルーリア…」は“暗黒の塔”の外伝(前日譚)で、ファンサービス。★★★★☆☆2022/08/10

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