内容説明
大正浪漫の趣ただよう街を歩いては「不思議」を拾う探偵たちがいた。美青年ながら女性を怖れる木下は、女学生の依頼で、開かずの間の調査へ。他人に無関心な小山田は、唯一心を開く私娼の許へ通うライバルの問題に巻き込まれ…。蔓延る謎をランプに集める彼らだが、最近、不思議が減っているらしい。同業者の出現か!?―「所長」に選ばれし者たちがプライドをかけて挑む探偵物語!
著者等紹介
小松エメル[コマツエメル]
1984(昭和59)年東京都生れ。國學院大学文学部史学科卒業。母方にトルコ人の祖父を持つ。2008(平成20)年、ジャイブ小説大賞を受賞してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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