出版社内容情報
のんびりだけど、ちょっとやかましくて、熱くて篤い人々――。私たちのよき隣人を訪ねて、人気作家が「麗しの島」の東西南北を歩く紀行エッセイ第2集。「日本人」として米軍の爆撃を受けた記憶を語る医者の姉弟。日本人も台湾人も心底憎む「外省人」の老人。戦後に再建された神社で羽織袴・白無垢姿の結婚式を行う男女。歩き、語り、飲んで、食べて、はじめて見えてきたその素顔に迫る23編。
内容説明
のんびりだけど、ちょっとやかましくて、熱くて篤い人々―。私たちのよき隣人を訪ねて、人気作家が「麗しの島」の東西南北を歩く紀行エッセイ第2集。「日本人」として米軍の爆撃を受けた記憶を語る医者の姉弟。日本人も台湾人も心底憎む「外省人」の老人。戦後に再建された神社で羽織袴・白無垢姿の結婚式を行う男女。歩き、語り、飲んで、食べて、はじめて見えてきたその素顔に迫る23編。
目次
カバランからバックスキンへ
台湾最南端で台風に遭う
「日本語世代」それぞれの思い
映画の中の日本家屋
台北MRTに生かされる日本の技術
アクシデント
パイワン族・陳媽媽のしなやかさ
清き水が湧き、歴史が降り積もる町
端午節の一日・ドラゴンと猫
暑く、熱く、篤い街・高雄〔ほか〕
著者等紹介
乃南アサ[ノナミアサ]
1960(昭和35)年、東京生れ。早稲田大学中退後、広告代理店勤務などを経て、作家活動に入る。’88年『幸福な朝食』が日本推理サスペンス大賞優秀作になる。’96(平成8)年『凍えてから』で中央公論文芸賞を、’16年『水曜日の凱歌』で芸術選奨文部科学大臣賞をそれぞれ受賞。巧みな人物造形、心理描写が高く評価されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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piro
紫羊
shun
東京には空がないというけれど・・・
spike