出版社内容情報
世界第二位の経済大国ながら、環境破壊や水不足など多くの難題を抱える中国。その素顔を、綿密な現地取材で明らかにした必読ルポ。
「世界の工場」として、アメリカに次ぐ経済大国の地位に登りつめながら、凄まじい貧富の差や大気汚染、水不足など容易に解決できない難題を抱える現代中国。加えて、軍事費を増大させ、外洋進出まで図る人民解放軍を党中央がコントロールできているのかどうかも定かでない。無関心ではいられない「やっかいな隣人」のありのままの姿を、綿密な現地取材で明らかにした必読ルポ。
内容説明
「世界の工場」として、アメリカに次ぐ経済大国の地位に登りつめながら、凄まじい貧富の差や大気汚染、水不足など容易に解決できない難題を抱える現代中国。加えて、軍事費を増大させ、外洋進出を図る人民解放軍を党中央がコントロールできているのかどうかも定かでない―。無関心ではいられない「やっかいな隣人」のありのままの姿を、綿密な現地取材で明らかにした必読ルポ。
目次
プロローグ 中国―誰にも“先の読めない”超大国
第1章 三峡ダムが中国を滅ぼす
第2章 汚職天国
第3章 十三億人市場という幻想
第4章 人民解放軍という闇
第5章 日中外交戦争
第6章 台湾海峡危機に巻き込まれる日本
エピローグ 日本の“国内問題”となる中国の大難
著者等紹介
富坂聰[トミサカサトシ]
1964(昭和39)年、愛知県生れ。北京大学中文系に留学したのち、週刊誌記者などを経てフリージャーナリストとなる。抜群の取材力、豊富な人脈を活かした中国のインサイドレポートには定評がある。’94(平成6)年、『龍の伝人たち』で21世紀国際ノンフィクション大賞(現・小学館ノンフィクション大賞)優秀賞を受賞。「文藝春秋」など様々な雑誌への執筆に加え、テレビのコメンテーターとしても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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