新潮文庫<br> 三十光年の星たち〈上〉

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新潮文庫
三十光年の星たち〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101307176
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

女にも逃げられた無職の若者に手をさしのべたのは、金貸しの老人だった。若者の再生を通して人生の意味を感動とともに描く巨編。

彼女にも逃げられ、親からも勘当された無職の青年、坪木仁志は謹厳な金貸しの老人、佐伯平蔵の運転手として、久美浜に向かった。乏しい生活費の中から毎月数千円ずつ三十二年に渡って佐伯に返済し続けた女性に会うためだった。そこで仁志は本物の森を作るという運動に参加することになるのだが──。若者の再起と生きることの本当の意味を、圧倒的な感動とともに紡ぎ出す傑作長編。

内容説明

彼女にも逃げられ、親からも勘当された無職の青年、坪木仁志は謹厳な金貸しの老人、佐伯平蔵の運転手として、丹後・久美浜に向かった。乏しい生活費から毎月数千円を三十二年に渡って佐伯に返済し続けた女性に会うためだった。そこで仁志は本物の森を作るという運動に参加することになるのだが―。若者の再起と生きることの本当の意味を、圧倒的な感動とともに紡ぎ出す傑作長編。

著者等紹介

宮本輝[ミヤモトテル]
1947(昭和22)年、兵庫県神戸市生れ。追手門学院大学文学部卒業。広告代理店勤務等を経て、’77年「泥の河」で太宰治賞を、翌年「螢川」で芥川賞を受賞。その後、結核のため2年ほどの療養生活を送るが、回復後、旺盛な執筆活動をすすめる。『優駿』(吉川英治文学賞)『約束の冬』(芸術選奨文部科学大臣賞)『骸骨ビルの庭』(司馬遼太郎賞)等著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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takaichiro

107
宮本輝さん。言わずと知れた稀代のストーリーテラー。全9巻の大河小説「流転の海」は戦後の混乱期を生きたオトコとオンナを描き、昭和人の強さが強調されていた。本作は正直に生きる若者が、昭和人から人生を学び、少しずつ成長する様を爽やかに読ませる。中村哲さんの照一隅を思わせる真摯な生き方。昭和だろうと、令和だろうと生まれてきたからには、何かを成し遂げるべく魂を活かしたい。失敗や困難は当たり前。乗り越えた先に新しい自分が見えてくる。チャンスはそう多くない。昨日のミルクボーイには笑いと真面目に生きた証の両方で泣けた。2019/12/22

とも

62
久しぶりに読んだ宮本輝さん。いやいや流石というか何と言うか宮本輝にしか醸し出す事ができない輝ワールドに包み込まれた上巻。何なんやろうこの独特な世界観。何なんやろう読んでて何か物悲しく胸の奥がジンジンする感じ。 この世界観、感じを上手く表現できない自分の語彙力の無さが情けない。 あ〜堪らんね。読書の愉しさを存分に感じさせてもらってます。 佐伯老人と仁志の旅はまだまだ続くんやろうか? 無職、金無し仁志の人生の道は拓けるんやろうか?下巻に行きます。 2023/06/11

chikara

62
嬉しい新刊。直ぐに購入。やはり宮本氏は凄い。切れ目の無い人間ドラマに引き込まれます。仁志はどうなるのか?下巻へ急ごう!2013/11/07

ころりんぱ

59
面白い!たった一人の人との出会いから、人生が変わり始めた30歳の彼女なし職なしの貧乏男が、ちょっとずつ自分の足で前に進んで行くお話。すごくいい。心の中で悪態をつきながら、大切なことが何かあるんじゃないか?と、老人の言動に振り回されつつも、自分で考え、行動していける主人公の人柄がとても好き。人間力を磨いていくってこういうことなんだろうなぁ、と思う。下巻が楽しみです。2014/01/25

優希

51
仁志と佐伯の出会いは時を経ていくにつれ親しくなっていくように見えました。孤独になってしまった仁志にとって佐伯はどのような存在なのでしょう。下巻も読みます。2022/10/19

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