内容説明
「海外旅行の本当の楽しさは個人旅行にある」がモットーの野口教授が自ら開発・蓄積した、とっておきのノウハウを大公開。ホテルでの部屋変更の頼み方、街でのトイレの探し方、一人でさまになるレストランの見つけ方など、他の旅行ガイドには絶対にない、海外一人旅の極意が満載されている。団体旅行に飽き足らない人や、海外出張の多いビジネスマンには、絶好の手引き書である。
目次
世界最高のドライブコース
一人旅の魅力
旅をするのは準備するため
旅の印象はホテルで決まる
乗るために移動する
町中では走るのが一番
空の旅のノウハウ
一人旅で食事を楽しむ
買い物と土産
個人旅行での美術館巡り
劇場巡りから星空鑑賞まで
ブルージュ・ヴァーチャル・ツア
サバイバル外国語のノウハウ
トラブル・シューティング
著者等紹介
野口悠紀雄［ノグチユキオ］
１９４０（昭和１５）年、東京生れ。東京大学工学部卒業後、大蔵省に入省。’７２年エール大学Ｐｈ．Ｄ．（経済学博士号）取得。一橋大学教授、東京大学教授、東京大学先端経済工学研究センター長を経て、青山学院大学教授。専攻は公共経済学。『バブルの経済学』で’９２（平成４）年、吉野作造賞を受賞、『「超」整理法』『「超」勉強法』など数々のベストセラーでも知られる
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
298
この著者の専門は公共経済学らしいが、それ以外にもたくさんの著書をものしている。そして、そうした専門外のものには、すべからく「超」が冠されていて、この人はよほど「超」が好きなのだと見える。この言葉はもうすっかりこの人の強固なランドマークと化したかのようだ。さて、本書だが正直なところ、どこが「超」なのかわからない。述べられていることはいたってまともなのだが、どの項目をとってもまとも過ぎて、「超」感がないのだ。もっとも、ヴァーチャル・ツアだけはなるほどと感心した。お蔭でブルージュが来年の旅行の有力な候補地に。2018/06/07
Nobuko Hashimoto
18
お出かけの行き帰りの電車で読むのに図書館で急いで借りた本。そのため飛ばし読み。ちょっと年月が経って古びている感じもあるが、そこは仕方ない。準備をするために旅をする＝旅は準備こそが楽しい、というのはまったくそう。いろいろ調べてスケジュールを組んで、グッズを用意して。でもあまりに慌ただしい日々だと、ロクに準備できてないのに前日、なんてことになる(;´Д`A ``` いままさにそれ。って、こんなこと書いてないで、準備しなくちゃ！ 明日は早いぞ！！（汗）2018/08/19
ホキム
3
旦那の本棚から拝借。私も若い頃は個人旅行派でした。それはそれで楽しかったのですが 年をとって団体旅行の楽さにはまり 最近はもっぱら団体旅行。 フリータイムの多いツアーを選べばそれなりに楽しめます。 興味を持ったのがヴァーチャルツアー。こういう楽しみかたもあったのだと。2015/01/24
Koichi Tamura
3
野口さん曰く：「海外旅行の直前になると、いつも出かけるのが億劫になる」僕も全く同じ。2014/07/31
sidmar arai
3
「最も重要なのは、日常生活を強制的に中断することによって、生きることの意味を考え直すことだ。これらこそが、苦難を耐え忍び、多額の費用をかけ、貴重な時間を費やして海外に行くことの意味なのである。」個人旅行の良さを勧める海外旅行のガイド。上から語っている感じがちょっと嫌だが「超」整理法の野口悠紀雄教授だからそこは仕方ない。すべてに綿密なようで大胆なアイデアもあり、実践してみたくなる。2013/03/20
