新潮文庫<br> 男は旗

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新潮文庫
男は旗

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  • サイズ 文庫判/ページ数 262p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101218137
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

大海原を制覇し、その優雅な姿は“七つの海の白い女王”と嘔われたシリウス号も今は海に浮かぶホテルとして第二の人生を送っていた。ところが折からの経営難で悪辣なギャングに買収されてしまう羽目に。しかし!シリウス号に集う心優しきアウトローどもが唯々諾々と従う筈はない。買収の当日、朝まだきの海を密かに船は出航した。謎の古地図に記された黄金の在り処を求めて…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tetchy

89
いやぁ、痛快、痛快。陸の冒険活劇から後半は海洋冒険活劇へ。海賊たちと戦い、未知の島で幻の鳥を発見し、宝の在処を示した島の形を手掛かりに船を進める。もうこれはまさに『ONE PIECE』そのものだ!最後の一行を読み終わった今、私の心はなんとも云えない堪らない気持ちでいっぱいだ。こんな気持ちのいい物語を書いた稲見氏がもう今はいないことが何とも堪らないのだ。癌を患った時、伏せてばかりはいけない、男は心に旗を掲げ、命燃え尽きるまで夢へと漕ぎ出せ。そう自身を鼓舞している作者の声がこの題名から聞こえてくるようだ。2018/06/26

タツ フカガワ

12
「わたしが書きたいと思うのは、ハルヲ・サトーのいう“根も葉もない嘘八百”だ。物語の中の男や女と一緒になって、ワクワクドキドキする小説だ」と言うのは作中の人物ブックさん。かつて“七つの海の白い女王”と呼ばれた客船シリウス号だが、いまは湾内で船上ホテルとして使われていた。そのシリウスを11人の仲間で再生し、宝探しの航海に出るという冒険譚。稲見さん、こんな小説も書くのかと嬉しくなった一冊で、痛快で提督が出てくるところなど、ちらっとクライブ・カッスラーのダーク・ピットを想起しました。2019/10/20

とし

5
痛快冒険小説。平成8年発売の文庫だった。私は初読みの作家さん。こうやって触れずにスルーしてきた名作がたくさんあるんだろうなと思うと悔しい。どなたかのツイッターで気付けた一冊。 11人の登場人物のキャラ立ちがしっかりしていて、向かい来る敵と特技を駆使しお互いを信頼して戦う感じが読んでいて気持ちがいい。宝探しも絡んだりして。章もコンパクトでリズムよく読めた感じ。2021/01/17

スズツキ

4
細かな部分に粗は残るが、心で感じよう! さすれば夢中で読める。まぁ終盤の某作戦にはさすがに賛同できなかったりするんだけどさ。2012/12/14

うめたこ

4
ささいな事には眼をつむろう。幼いころに夢中になって読んだ冒険物語が蘇る。 2012/04/13

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