新潮文庫<br> 計算する生命

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新潮文庫
計算する生命

  • 森田 真生【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101213675
  • NDC分類 418
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「計算」は私たちの生活のそこかしこに現れる。では、指やペンを使う足し算や筆算と、膨大な電力を消費する巨大コンピュータによる計算は、何が異なるのだろうか。機械が人間の能力を遥かに超越し、日夜無言で計算し続けるいま、私たちには一体何が残されるのだろうか――。気鋭の独立研究者が数学史を遡り、いつしか生命の根源まで辿り着いた果てに提示する新たな地平。河合隼雄学芸賞受賞作。

内容説明

「計算」は私たちの生活のそこかしこに現れる。では、指やペンを使う足し算や筆算と、膨大な電力を消費する巨大コンピュータによる計算は、何が異なるのだろうか。機械が人間の能力を遙かに超越し、日夜無言で計算し続けるいま、私たちには一体何が残されるのだろうか―。気鋭の独立研究者が数学史を遡り、いつしか生命の根源まで辿り着いた果てに提示する新たな地平。河合隼雄学芸賞受賞作。

目次

第1章 「わかる」と「操る」(「わかる」と「操る」;物から記号へ;算用数字が広がる;図から式へ;0から4を引くと?;数直線の発見;「虚数」の登場;不可解の訪問)
第2章 ユークリッド、デカルト、リーマン(演繹の形成;幾何学の解放;概念の時代)
第3章 数がつくった言語(『純粋理性批判』;なぜ「確実」な知識が「増える」のか?;フレーゲの人工言語;概念の形成;心から言語へ;緻密な誤謬;人工知能へ)
第4章 計算する生命(純粋計算批判としての認知科学;フレーゲとウィトゲンシュタイン;「純粋な言語」の外へ;規則に従う;人工知能の身体;計算から生命へ;人工生命;耳の力学;go with the flow)
終章 計算と生命の雑種(拡張する現実;ハイパーオブジェクト;生命の自律性;未来へ)

著者等紹介

森田真生[モリタマサオ]
1985(昭和60)年東京都生れ。独立研究者。東京大学理学部数学科を卒業後、独立。現在は京都に拠点を構えて研究を続けるかたわら、国内外で「数学の演奏会」「大人のための数学講座」「数学ブックトーク」などのライブ活動を行っている。2015(平成27)年に発表した初の著書『数学する身体』で、小林秀雄賞を最年少で受賞。’22(令和4)年、『計算する生命』で河合隼雄学芸賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。