内容説明
秘めたる魔法の力をもつ石は、もつれた運命の糸をゆっくりと巻き取り始めた。邪悪な闇の瞳を持つ見習い魔女ジリオン。青狼の毛皮を纏う王子ユルスュール。魔王。黄泉の国。伝説の湖。来るべき恋人を待ち続ける水売り娘―愛と憎しみ、光と影が交わる刹那、世界はめぐり、すべてはあるべき場所へ…。果てしない冒険と限りない夢を壮大なスケールで描く書下ろし本格ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Abdiel
1
酒場の女将に救われたユルスュールは、ウー·ヌ·ドゥーへ向かう。そこでは、風の民ディドを迎え、水売り娘ウクスナが恋人を見いだし、娘のヴァリが新たな水売り娘となった。ソーントーン·サイクルシリーズ完結編。主人公不在のまま話が進む感じがするが、結末には納得。ソーマとソーントーンの謎が語られるシーンが最も良いので、むしろこっちにページを割いて欲しかった。2009/04/05
うがや
0
ファンタジーにおける最強の武器は王子さまのキスである2011/07/22
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0
三巻2008/04/30