新潮文庫<br> おのぞみの結末 (改版)

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新潮文庫
おのぞみの結末 (改版)

  • 星 新一【著】
  • 価格 ¥572(本体¥520)
  • 新潮社(1993/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 221p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101098074
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

超現代にあっても、退屈な日々にあきたりず、次々と新しい冒険を求める人間……。その滑稽で愛すべき姿をスマートに描き出す11編。

内容説明

家事万能のロボットを手に入れたら…。世界平和をめざす秘密組織が実権を握ったら…。安逸と平穏をのぞみながら、退屈な日々にあきたらず、精神と肉体の新たな冒険を求める人間。超現代のなかでも、あいかわらず滑稽で愛すべき、人間らしい心の動きをスマートに描く11編。新鮮な発想、奇想天外なストーリーの展開、そして意外な結末は、あたかもアイディアを凝集した玉手箱。

著者等紹介

星新一[ホシシンイチ]
1926‐1997。東京生れ。東京大学農学部卒。1957(昭和32)年、日本最初のSF同人誌「宇宙塵」の創刊に参画し、ショートショートという分野を開拓した。1001編を超す作品を生み出したSF作家の第一人者。SF以外にも父・星一や祖父・小金井良精とその時代を描いた伝記文学などを執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

160
初期の頃の星さんの作品集であると思います。11のショートショートがおさめられていてどれも甲乙付けがたい気がします。なんか昔のほうが、気力が入っているようなあるいは鋭さがある感じで、最近のほうが老成した感じの作品になっているようです。やはり面白さは変わりませんが。2016/06/13

W-G

152
本屋の新潮文庫の棚で、夏の百冊の宣伝を見ていて、視界の隅に懐かしい黄緑色の背表紙たちが…。という訳で無性に読みたくなった星さん。とりあえず短めのを、と思ってコレを購入。本は薄いが、個々の作品は星さんにしては長め。200ページで11編。独特の会話のテンポや、星さん鉄板のロボットや宇宙人ものが満遍なく楽しめる。フェイバリットは『ひとつの目標』と『空の死神』か。10代の頃と今では、面白いと思う作品の傾向が変化している事にも気づく。自分の変化と共に表情を変えるショートショートって、やっぱり天才だったなコノ人。2016/07/04

MICK KICHI

100
<マンスリー・星新一>「おのぞみの結末」傑作は◎ ひとつの目標◎ あの男この病気◎ 現実◎◎ 親しげな悪魔◎◎◎ わが子のために◎◎◎ おのぞみの結末◎ 半分位傑作の秀逸な短編集でした。あまりに面白い◎◎◎が特に大声で叫びたいくらいでした(笑)星さん得意の悪魔もの「親し気な...」のブラックさ、悪魔だから...。今のところ悪魔物のトップ。親子涙ぐましい愛情の話なのに筒井康隆調のドタバタが堪らない「わが子の...」アイロニーたっぷりでニヤニヤする時間を堪能しました。2019/03/22

Tetchy

97
特にコレというのは覚えてないんだけど、読んで損はしないということだけは覚えている。2008/08/30

セウテス

67
星新一氏のショートショートでは、少し長めの作品11点です。なんだか奇妙な設定の中で物語は始まり、いったいドウナルノカと考えながら読むものの、最期にはしっかりとオチがある。思わず鼻の奥で、んーと唸ってしまう。意外と愛嬌を感じるストーリーですが、込められているメッセージの多さには、驚きと供に感心して仕舞います。平和的手段を用いて平和な世界を実現したのに、という「ひとつの目標」と、圧倒的な武力によって征服されたのに、という「要求」。二つの平和の対比には、声を無くしてしまう。かわらずの意外な結末に圧倒されます。2015/04/08

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