新潮文庫<br> 暇と退屈の倫理学

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新潮文庫
暇と退屈の倫理学

  • 國分 功一郎【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784101035413
  • NDC分類 113
  • Cコード C0112

出版社内容情報

「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう――現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。

内容説明

「暇」とは何か。人間はいつから「退屈」しているのだろうか。答えに辿り着けない人生の問いと対峙するとき、哲学は大きな助けとなる。著者の導きでスピノザ、ルソー、ニーチェ、ハイデッガーなど先人たちの叡智を読み解けば、知の樹海で思索する喜びを発見するだろう―現代の消費社会において気晴らしと退屈が抱える問題点を鋭く指摘したベストセラー、あとがきを加えて待望の文庫化。

目次

序章 「好きなこと」とは何か?
第1章 暇と退屈の原理論―ウサギ狩りに行く人は本当は何が欲しいのか?
第2章 暇と退屈の系譜学―人間はいつから退屈しているのか?
第3章 暇と退屈の経済史―なぜ“ひまじん”が尊敬されてきたのか?
第4章 暇と退屈の疎外論―贅沢とは何か?
第5章 暇と退屈の哲学―そもそも退屈とは何か?
第6章 暇と退屈の人間学―トカゲの世界をのぞくことは可能か?
第7章 暇と退屈の倫理学―決断することは人間の証しか?
結論
付録 傷と運命―『暇と退屈の倫理学』増補新版によせて

著者等紹介

國分功一郎[コクブンコウイチロウ]
1974(昭和49)年生れ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。東京大学大学院総合文化研究科准教授。専攻は哲学。2017年、『中動態の世界』で小林秀雄賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ムーミン

209
最近頭の中が哲学になっていたので、哲学の面白さを感じながら読めました。諸外国と日本のものの考え方、受け止め方の違い、世界の中で日本人の良さを伸ばしていく教育のあり方、いろいろ関連して考える機会になりました。2023/01/19

tonnura007

180
暇とは何か、退屈とは何か。豊かになると人は退屈して不幸になる。しかし動物の中で退屈するのは人間だけで、退屈することこそが人間である証拠であり自由がある証拠と言える。 暇と退屈というテーマで人間の生き方を考察した本。切り口が面白く、深掘りして追求していく過程が楽しかった。あとがきにもあるように結論に飛びつくのではなく、読者も一緒に思考するような作りになっているのがよい。 個人的に疑問だったのは、退屈するのは人間だけであると結論付けるのが根拠薄弱と感じた点。暖衣飽食の動物園の動物たちは退屈しないのだろうか。2024/10/19

trazom

174
ベストセラーに名著なしが持論だが、これはいい。暇と退屈の原理論/系譜学/経済史/疎外論/哲学/人間学を経て、最終章で倫理学に到達する。パスカル/スピノザ/ルソー/ホッブス/ヴェブレン/コジェーヴ/ハイデガー/ラッセルらによる広範な思索を援用するが、特に、ハイデガーの退屈の三形式、ユクシュキュルの環世界、コジェーヴの「人間の終わり」などを批判的に扱いつつも問題の本質に向かってゆく推進力は迫力満点。結論に十分な納得感はないが、物事の規範の根拠を明確にする「倫理学」の試みとして、とても読み応えのある一冊である。2024/06/21

ふたし

164
良い本だった。「こんなことしていていいのか」と思うことは度々あるが、「それでいいのだ」と肯定してもらえた。自分も子どもたちを肯定してやらなければ。2023/01/18

KAZOO

159
題名と内容の割にはかなり読まれている本だということで、手に取ってみました。現代人(すべての人ではないと思っていますが)が暇を持て余していて、退屈さを感じているということでのその歴史的な考え方や社会的な意義を説明されています。注も懇切丁寧に書かれているのでこの種の本としては楽しめました。2024/03/31

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