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内容説明
閑静な大学街に響いた一発の銃声―それは3人の美しきレイプ被害者が結成した「サバイバーズ・クラブ」にとって、さらなる苦痛の始まりを告げる音だった。あえて自分たちの傷ついた姿をさらすことによってようやく捕まえたレイプ犯がその瞬間、何者かに射殺されたのだ。クラブのメンバーが復讐したのかと、気の毒な被害者から一気に殺人容疑者となった3人。州警のグリフィン刑事は真相を探るべく、かたくなに心を閉ざす彼女たちに接近するが、その矢先、新たなレイプ事件が起こり、現場からはありえない証拠が…。I・ジョハンセン、J・A・クレンツらが絶賛するラブ・サスペンスの新女王、最新作。
著者等紹介
ガードナー,リサ[ガードナー,リサ][Gardner,Lisa]
1993年ペンシルヴェニア大学卒業。在学中からアリシア・スコット名義でロマンス小説を書き始め、数々のロマンス小説の賞を受賞。1998年、リサ・ガードナーと名前を変え、『素顔は見せないで』(ヴィレッジブックス)でメジャーデビューを果たした。その後も次々に作品を発表しつづけており、「パブリッシャーズ・ウィクリー」誌などの書評でも評判が高い。現在は夫と幼い娘とともにニュー・イングランド在住
前野律[マエノリツ]
1941年生まれ。国際基督教大学卒。翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
87
シリアスな始まりからハラハラする展開へと持っていく流れにまんまと乗せられました。レイプされた被害者が、レイプ犯の射殺により容疑者になるのが恐ろしく感じました。真相を探ろうとも心を閉ざすのは当然のこと。しかも新たなレイプ事件。ラブ・サスペンスながらもロマンスというより事件がクローズアップされている印象です。2017/08/23
あさうみ
45
注目している作者さんの過去作品。連続レイプ事件を要に話が動く。被害者の女性たち始め登場人物の心情が上手い。サイコパスが登場して、どう関わるのかと思った最後には手に汗握った。事件の真相にいい具合に翻弄される。読了感も○。楽しんで読みました!2018/08/16
こぽぞう☆
14
BOOK・OFFの百円の棚より。帯にラブサスペンスのなんたらかたらと書いてあるけど、ほんのちょっとしかその辺の要素はない。そこは期待してなかったのでむしろ良かった。日本語版の題名どうなの?サバイバーズクラブのままのほうが良かったと思う。刑務所内のサイコパスがなかなかである。2018/12/05
たえたえ
1
ラブ要素少な目。予想つかず面白かった。2021/12/27
Naoto Moriguchi
1
読めない展開にハラハラ。登場人物の描写も見事。2017/07/07
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