出版社内容情報
根岸 豊明[ネギシ トヨアキ]
著・文・その他
内容説明
英国留学、米大統領との会見、南西アジア歴訪、そして世紀の成婚へ。若き浩宮はそのとき何を思い、何を守り続けたのか。長く皇室担当を務めた元テレビ記者が見た新天皇の素顔から、皇室の未来を占う。文庫書き下ろし。
目次
第1章 アメリカ訪問旅行
第2章 お妃探しの時代
第3章 南西アジアの旅
第4章 皇太子妃、誕生
第5章 平成時代
第6章 平成最後の日々
第7章 新天皇への期待
著者等紹介
根岸豊明[ネギシトヨアキ]
1957(昭和32)年東京生れ。早大政経学部卒。日本テレビ入社後、編成局等を経て、報道局。2000(平成12)年、BS日テレ編成部長。’13年日本テレビ取締役執行役員を経て、現在、札幌テレビ社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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ごへいもち
14
人格者であられるらしい。周囲の教育の力だろうか。2019/04/14
チョビ
5
皇太子徳仁親王。大変なプレッシャーの中で生きてきた還暦男。多分今上天皇より遅いデビューですよね。適性とか関係なく外交に明け暮れ、ノープライバシーのなかで暗中模索しながら人間としてのありようを求められている風は、もう素晴らしいの一言。平成が様々な天変地異が多くあり、それをオウムでサンドイッチされた激動だった。でもそれは今上天皇の祈りが悪かったからとは思いたくないし、少しでも次の時代はいい時代であればな、と我々一人一人が願いたくなるような一生懸命さを私は愛でたい。2019/03/15
すー
3
新天皇(徳仁様)の若い時をクローズアップして書かれた本。昭和天皇から平成天皇への代替わりの際に日本中が自粛ムードに包まれたことが、平成天皇が「生前退位」することになった一因ではないか、という著者の意見には腑に落ちるものがありました。(自粛ムードを実際には知らない世代なのですが…) 雅子様やその他の候補の方を巡ってのお妃報道も凄かったようでメディアの報道力の大きさを感じます。 「雅子さんのことは僕が一生、全力でお守りしますから」との婚約会見でのお言葉が新天皇の温かい人柄を表していると思いました。2019/10/22
skr-shower
3
ブックカフェ。今上陛下だって、散々マイホームパパとか言われていたらしい。同世代の一人として、政治家にはできない姿を模索しながら作り上げていっていただきたいと思う。2019/02/12
フランキー
2
強い意志を持ち、それでいて謙虚で人を思いやることができる素晴らしい人だと思う。雅子さまの病気に関する決意に満ちた会見のシーンではじんとくるものがあった。是非周りにも進めたい一冊。2019/03/26