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出版社内容情報
「姉妹」は敵同士なのか…?光と凪編開幕!
「私は、姉のことがどうしても好きになれない」
子どもの頃から、姉は何もしなくても与えられ、妹は努力しないと何も手に入らない。そんな環境から抜け出したくて、独立してひとり上京した妹・凪。一方、姉の光は地元で就職・結婚していた。
里帰りした凪は相変わらずの田舎の環境に辟易するが、親からある提案をされて…?
「光と凪編」の他、容姿に厳しい母親から「食べることが罪悪」の呪いをかけられてしまった娘「美月編」も収録!
【編集担当からのおすすめ情報】
これまで主に「親子」のしがらみを描いてきた「真綿の檻」シリーズですが、初めて「姉妹」の闇に切り込みます。編集部には「姉」も「妹」も両方おりますが、「わかる…!」「これ私すぎる!!!」と双方が悶絶し、該当しない部員はひたすら震える、そんな校了でした。「美月編」は母娘のすれ違いの物語ですが、こちらはもうひたすら涙、涙でティッシュ箱を抱えながら読みました。まだまだ新境地を魅せてくれる尾崎先生の最新作、是非ご覧ください!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
11
母と娘、姉と妹、それぞれが相手に対して抱き続けた不自由な思いが描かれている。気づいたときは、気づけていなかったそれまでを恥じ入り罪悪感を抱く。気づけてからが本当の関係構築ですね。2025/04/12
みやび@夜649
5
電子。6歳差の姉妹の話。視点が変わるとこうも変わるのか、面白い。姉の夫や義母がいい人たちで良かった。2025/07/19
さおり
3
視点も変われば、善悪も変わる。 妹のあとに姉サイドを読んだら、全然印象違っててびっくり。2025/06/18
ユウキ
2
TSUTAYA本。 メインは6歳差の姉妹のA面とB面の物語。後半は体型に関する思いがすれ違う母娘の物語。こちらは母が死んでから母側の想いが描かれる。 本当にこのシリーズは、物事の多面性とか、人それぞれの真実とは、というのを思わされるので好き。同時に登場人物たちがことばが足りないのでは?と思うシーンも。ことばを尽くしておけばスレ違いが緩和されたような気もするが、これまでの巻で、説明しても思い込みで聞く耳持ってなかった娘もいたしな…2025/06/20
ぱやん
0
事実はひとつ。真実は人の数だけ。姉と妹、それぞれの視点からの物語。私は姉なので、姉視点の方に共感度合いのは当然でも、すっかり大人なので(苦笑)、妹視点も理解はできる。2025/05/03
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