出版社内容情報
かつて魔法少女だったコンビニ店長の秘密!
高校生・あつみがバイトを始めた、個人営業のコンビニ。
そのおばさん店長は、元・魔法少女だった…!
魔王を倒した魔法少女が、なぜコンビニ経営を!?
もしかして、他の従業員は…!?
新米店員あつみ、ここから魔法修業の日々が始まる……かと思いきや、かつてボナンザが戦った魔物たちの”その後”が明らかになるにつれ、過去と現在を結ぶ とてつもないドラマが動き始める…
”日常回”のすべてに意味がある。
『団地ともお』の小田扉が描く、マジカルコメディー大河!!!!!!!
【編集担当からのおすすめ情報】
一見すると、ゆるい日常コメディー。
しかし繰り返し読むと”意味”に気づく、「読んだら語りたくなる」作品です。
魔王を倒した”その後”を描く後日譚ファンタジー、ここにもあります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
blackstone
9
第一印象で「魔法少女あるある」ネタが中心かと思いきや「『おばさん』あるある」だった(『おばさんデイズ』よりかは若干シュールさがマイルド)。そもそも作中でクラスメイトが個人経営のコンビニって言ってるから、タイトルのフランチャイズはウソでしょ!と思ったが、もしかして多角経営してるから『佃』ブランドでフランチャイズしてるのか!?ところで3時間分を一瞬で煮込んだ後、冷蔵庫で2時間寝かせてる間、自分も寝るなら約3時間短縮だと思うのだが…。あと魔法少女なのにボナンザ、プリキュア並みに肉弾戦多すぎ(笑)。次巻にも期待。2023/01/06
かやま
7
高校生の女の子が元魔法少女のおばさんが経営するコンビニでバイトする話…と思ったけどどうも女の子じゃなくておばさんの方が主人公らしい。いつもの変な人たちの変な日常みたいな中にストーリー性があって続きが気になる。「読売中高生新聞」という所で連載しているらしい。2023/01/04
チューリップ
6
じわじわ来るコメディって感じで進むんだけど、伏線も色々張っているようで巻末にまとめたコーナーがあって結構親切だなと思った。過去と現在行ったり来たりしているのだけどそれにも意味があるのかな。魔王がどこにいるかに繋がっていそうだけど。一応ステッキ持っているのに最終的にボナンザもサリバンも物理で攻撃しているしそれが強いのが笑えた。トキ江が何者なのか凄い気になるー。2023/01/12
BUM
5
とにかく笑いました。引退した魔法少女、コンビニ経営。倒したはずの魔王とその側近達。 工場のブラックボックス。 細かいことは気にしない旦那。伏線も臨場感も人情もすべて含んで大味な笑いでそっくり受け止めるこの世界が素敵。2023/07/03
桐一葉
5
「心の動かない世界に価値はないよね」ってさ、THE小田扉作品のことば!ってかんじ😊そういうところがすき。2023/01/01