少年サンデーコミックス ＭＡＯ 〈２３〉

高橋留美子

小学館（2025/02発売）

• サイズ コミック判／ページ数 192p／高さ 18cm
• 商品コード 9784098540099
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

九百年間止まっていた時が、遂に動き出す！

夏野が生きている限り
抜け殻の大五は甦らない。
両者が対峙した今、
猫鬼の“真の目的”が明らかにーー

因縁の地・五色堂に役者が揃い、
九百年間止まっていた時が動き出す！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[眠る山猫屋]

物語が大きく動いた！９００年前の因果がおおよそ紐解かれ、各々の秘めていた想いが語られる。表紙を飾る夏野は命を散らしたが、大五が現世に還り真相を語り始める。夏野の願いは菜花がきっと継いでくれるはず。そして、過去の愛憎は今も渦巻き、後降家の呪いは健在。死ぬことすら許されぬ術者たちが、呪いを解いていく為にはやはり殺し合いしかないのか。予想はしていたけれど、やはり重い展開。

2025/02/21

[ぐうぐう]

隠されていた真相。そして、900年間止まっていた時間が動き出す。その時、真の宿命が姿を現わす。「だからこの闘いを終わらせる方法はただひとつ」その非情なる答え。ドラマチックな展開は、しかしストーリーを躍動させるだけではない。それぞれの登場人物の心情をこそ映すことに意味がある。そこが圧倒的にうまい。

2025/02/28

[毎日が日曜日]

★★★＋

2025/02/23

[紅羽]

シリーズ23巻目。予感は数巻前からあったけど、夏野さんが舞台から降りてしまった。だけど菜花の中にきっとその想いや教えは残っているだろうな。そしてようやく五色堂の謎が明かされつつあり、ここから殺し合いが再開されるのか、または別の展開になるのか気になるところです。

2025/04/12

[はと麦茶]

ああ夏野さん…

2025/03/10