- ホーム
- > 和書
- > コミック
- > 少年(中高生・一般)
- > 小学館 少年サンデーC
出版社内容情報
不知火が語る真相に、摩緒の怒りが溢れる!
何者かの術により、
命をながらえてきた夏野。
泰山府君に強い執着を
見せる不知火。
そして「御降家最後の日」の
真相を追う摩緒。
三者が対峙する時、
新たな闇が暴かれる―――!?
【編集担当からのおすすめ情報】
不知火が語る、衝撃の“真相”。憶測か、それとも真実なのか。九百年前の新たな闇が、摩緒の心を掻き乱す――!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
47
夏野の儚さ。何故生きているのか、生かされているのか。未だ明かされない900年前の真相は、まさに“藪の中”。幾つもの真実が提示されたが、ピースは填まらないまま。高橋留美子さんお得意の、すれ違う恋心も重ならないままに、幾つもの想いがさらに重層的に重なっていく。表紙を飾る不知火の小物感はそのままで、金の術者・白眉の冷徹な計算が物語を牽引している。後半は化生の匣を巡るエピソード。流転する呪いの匣は、本流にどう影響を与えてくるのか。2023/08/21
ぐうぐう
17
過剰な表現になるかもしれないが、『MAO』を開くと漫画以上の何かを読んでいるような衝撃を覚える。ストーリーもさることながら、やはり画の力が凄まじい。ときに映画的であり、舞台的であり、一体何を読んでいるのかと疑う瞬間もあり、それでいてこれは漫画なのだと改めて知らされることで起こる興奮。もはやテクニックだけでは説明のつかない凄みがここにはある。言うなればこれは、高橋留美子というジャンルだ。2023/09/08
れい
10
【図書館】あれ?16巻を飛ばしたかもしれない。でも、この作品は読み飛ばしてしまっても大まかな設定さえ頭に入っていれば、何とか楽しめる。大御所作者なので、コマ送りが上手なのかとも感じる。無駄な説明がない。それによってわかりにくい人もいるかも知れない。少しづつ伏線回収はされているような気がする。2024/04/05
じゃっくすけりんとん
9
★★★☆☆2023/08/18
へへろ~本舗
7
MAOって発行ペースが早い感じ。続きになってもそんなに待たなくて良いから嬉しい。化生の匣、次の巻が待ち遠しい。2023/10/02