出版社内容情報
業界を知り尽くした弁護士のノウハウが満載
アイドルやイラストレーターはもちろん、落語家からYouTuberまですべてのアーティストを対象に、起こりうるトラブルを28のQ&Aで体系化。トラブルを未然に防ぎ、安心して創作・実演に取り組むための、日本一わかりやすい法律ガイドブック。
著者は東宝で映画プロデューサーとして活躍後、弁護士に転身。実務経験を元にしたノウハウを惜しみなく注ぎ込み、エンターテインメント業界の実情や慣習を踏まえた実践的な法知識を解説する。
【作家・文芸評論家の三宅香帆さんも絶賛!】
「・盗作やなりすましの被害にあったときは?
・画像の引用はどこまでOKなの?
・正しい契約書の作り方は?
・事務所との交渉はどうすれば?
・セクハラ・パワハラにどう対処する?
・・・すべての悩みをこの本が解決してくれる、神のような1冊です!
日本のクリエイター、インフルエンサー、アーティストの卵、ファン、全員読んでくれ!!」
(三宅さん)
【編集担当からのおすすめ情報】
エンタメ業界のことを知り尽くした著者だからこそ書ける、本当に役に立つ情報が満載! 法律の素養が一切なくても、スラスラ読み進められる入門書です。
また、本書ではさまざまな「アーティスト」を、クリエイター(創作をする人)/パフォーマー(実演をする人)/プロデューサー(ビジネスをする人)に分類。自分に関連する項目が一目でわかる作りになっています。
仕事でエンタメに関わる人には「トラブル防止のお守り代わり」に。趣味としてエンタメを楽しむ人にとっては「クリエイティブな現場を深く知る参考書」として、ぜひ身近に持っておいていただきたい! きっと損はさせません。
【目次】
はじめに アーティストが安心して「創作」や「実演」に取り組むために
第1章 ●基礎編――アーティストに必須の知識
CASE01:契約 ~トラブル対処のはじめの一?~
CASE02:クリエイターの権利 ~著作権のキホンのキ~
CASE03:パフォーマーの権利 ~演じる人にも権利がある~
CASE04: 弁護士の使い方 ~法律の専門家を味方につけるコツ~
CASE05:アイデアの守り方 ~「企画を盗まれた!」と思ったときは~
CASE06:引用・パロディ・サンプリング ~どこまで似ているとダメなのか~
CASE07:cと著作権切れ ~ミッキーマウスはどう守る?~
CASE08:私的使用 ~どこまでなら使っていいのか~
第2章 ●実践編――ここがエンターテインメント業界の落とし穴
CASE09:誹謗中傷 ~実際の開示請求の流れは?~
CASE10:なりすまし ~SNSの偽アカウント対策~
CASE11:動画撮影 ~撮影場所・SNS・映り込みなど~
CASE12:音楽の権利 ~「演奏してみた」動画からカラオケ・コスプレまで~
CASE13:事務所への所属 ~メリットもあれば、デメリットも~
CASE14:プライバシー権と肖像権 ~勝手に動画を公開されたら~
CASE15:投げ銭と脅迫 ~もし返金を求められたら~
CASE16:ゲーム実況の問題点 ~人気コンテンツの思わぬ落とし穴~
CASE17:生成AI ~仕事で使っても大丈夫?~
CASE18:転売ヤー ~どこまでだったら許される?~
CASE19:海賊版コンテンツ ~「漫画村」はどうなった?~
第3章 ●応用編――アーティストの未来のために
CASE20:芸名トラブル ~自分の芸名を名乗れない!?~
CASE21:クリエイターグループ ~チームの権利問題~
CASE22:不祥事 ~トラブルを起こした際の損害賠償~
CASE23:セクハラ・性被害 ~身を守るための知識~
CASE24:逮捕 ~もしも警察沙汰になったら~
CASE25:アーティストの働き方 ~売れるまではタダ働きも当たり前?~
CASE26:プログラマーの権利 ~ソースコードは著作物?~
CASE27:メタバース ~自分のアバターで稼ぎたい!~
CASE28:未来のこと ~自分が死んだら、作品はどうなる?~
おわりに――最も重要で尊いのは「創作」や「実演」をすること
内容説明
アイドルやイラストレーターはもちろん、落語家からYouTuberまですべてのアーティストを対象に、起こりうるトラブルを28のQ&Aで体系化。東宝でプロデューサーとして活躍後、弁護士に転身した著者が、実務経験を元にしたノウハウを惜しみなく注ぎ込み、エンターテインメント業界ならではの慣習を踏まえた実践的な法知識を解説する。トラブルを未然に防ぎ、安心して創作・実演に取り組むための、日本一わかりやすい法律ガイドブック。
目次
第1章 基礎編―アーティストに必須の知識(契約~トラブル対処のはじめの一歩~;クリエイターの権利~著作権のキホンのキ~;パフォーマーの権利~演じる人にも権利がある~ ほか)
第2章 実践編―ここがエンターテインメント業界の落とし穴(誹謗中傷~実際の開示請求の流れは?~;なりすまし~SNSの偽アカウント対策~;動画撮影~撮影場所・SNS・映り込みなど~ ほか)
第3章 応用編―アーティストの未来のために(芸名トラブル~自分の芸名を名乗れない!?~;クリエイターグループ~チームの権利問題~;不祥事~トラブルを起こした際の損害賠償~ ほか)
著者等紹介
上野裕平[ウエノユウヘイ]
1987年東京都生まれ。東京大学文学部卒業後、2010年に東宝株式会社に入社。プロデューサーとして、実写映画やアニメ、音楽、ゲームなど、さまざまな作品に携わる。2023年に弁護士登録し、現在は東京芝法律事務所に所属。エンターテインメント関連の案件も多数取り扱っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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