新潮文庫<br> 全世界史 下巻(新潮文庫)

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新潮文庫
全世界史 下巻(新潮文庫)

  • 著者名:出口治明【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 新潮社(2018/12発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101207735

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内容説明

こんな世界史なら、学生時代に読みたかった――。歴史に国境なし、わからないのは「各国史」だったから! 元来グローバルだった世界の歴史は「一望」することで徹夜一気読み必至の一大エンターテイメントになる。ルネサンスから宗教改革、フランス革命からイスラム国まで。わかったようでわからなかった世界史の最重要トピックスが、手にとるように理解できる。『「全世界史」講義II』改題。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

131
上巻に引き続いての出口さんの世界史です。15世紀からの話が中心ですが、1つの項目が比較的短くわかりやすさとなっています。しかも国別に分けていないことがいいのでしょう。どうしても国別にしてしまうと事件のつながりが切れてしまう感じがします。ただ不満をいいますともう少し図版などを多く入れてもらえればと感じました。山川の教科書を読んでこれを読むと理解が進むのではないかと感じました。2020/03/17

十川×三(とがわばつぞう)

36
面白い!下巻は15世紀~現代。上下巻で凄い情報量。人類史の大きな流れを学べる。著者に感謝!▼ローマ、ドイツを取り巻く歴史は複雑…。▼終章で響いた言葉。「多数の人を長時間だますことはできない」。どんな決定にも問題点はあるが「全体としてのシステムの安定性が大事」。「未来に備える教材は過去にある」▼2022年8月再読②2021/07/24

ヨーイチ

33
もう一度世界史なんぞを思い出してみようか、てな軽い気持ちで手に取る。大学受験の頃「受験科目に無いけど教養の為に日本史を」くらいの気持ちで中公の日本の歴史をよんでいた。世界史はその後学生時代に読んだ筈。以来中公文庫には愛着がある。歴史は物語だなんてその頃は思いもしなかったが、本書に触れて再認識する。小生の不勉強だったり、頭が悪かったりでスルーしていたものを教えて貰った感じで面白い箇所が幾つもあった。思い付くままに上げると、チャイナ・科挙制度を支えた高識字率と出版文化。続く2022/12/11

Nobu A

28
上巻に続き下巻も読了。一種の満足感はある。上巻のまえがきで筆者が現代まで綿々と積み上げられてきた歴史を学ぶ意義を説き、それに対して一欠片の異議もない。ただ、夥しい文献史料がある中世から近代はもう駆け足と言うより全速力宛ら。一番印象に残っているのは各国の歴史的GDP比較。昨日、日本がドイツに抜かれ4位転落と言うニュースを聞き、将来は決して明るくないが、もっと長期的に見るべきなのかなとも思う。そのような視点を学び得ただけでも収穫。歴史は奥深く興味深い。時折このように通史で勉強すべき。次は美術史に行こうかな。2024/02/16

しゅわっち

24
教科書では、歴史の中でなんでそんなことが起きたかの背景がわからなかった。世界史で起きたことを理解させてくれる本でした。ドイツがどうしてローマ皇帝だったのかも理解できました。ナポレオンが、はじめて国民国家という意識を植え付けて、ヨーロッパを制覇したのがわかりました。ヨーロッパは、ルネサンス以降戦争しかしていないように感じました。日本の戦前は、軍隊が、はじめて中国に無差別爆弾したり、軍部の組織から大臣を出す制度により、内閣拒否権を持ち、日本を間違った方向に進めた原因もわかりました。 2020/05/16

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