出版社内容情報
ねたくないねこ こねんこさんが夢の中
夜なのに、全然眠りたくないこねこのこねんこさん。窓から来たのは、まあるいアヒル。「わたしをまくらにどうでしょう?」いつの間にか夢の中。夢の世界を飛び回るこねんこさんは最後にはちゃんと眠れるのかな?
かわいすぎて眠れない?夢のようなおやすみ絵本の登場です。
【編集担当からのおすすめ情報】
『はるとあき』『レミーさんのひきだし』の斉藤倫さん・うきまるさんコンビのお話に、『うきわねこ』『ゆきがふる』の牧野千穂さんの絵という夢のような組合せが実現しました。ねたくないねこ、こねんこさんのかわいい冒険(?)をぜひご堪能ください。
内容説明
ねたくないねこ、こねんこさんは、ゆめのなかでも元気いっぱい。「わたしをまくらにどうでしょう」と、あらわれたのは…。かわいすぎてねむれない?おやすみ絵本です。
著者等紹介
斉藤倫[サイトウリン]
詩人。『どろぼうのどろぼん』で日本児童文学者協会新人賞、小学館児童出版文化賞を受賞
うきまる[ウキマル]
絵本作家。横浜生まれ。日本大学芸術学部デザイン科卒。『はるとあき』(吉田尚令 絵)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
191
表紙絵に魅かれて読みました。おやすみピローファンタジー、猫は寝子だけに、まくらがなくても眠られるはずだけどにゃあ(=^・^=) https://www.shogakukan.co.jp/books/09725245 【読メ😻猫部】2023/12/07
buchipanda3
103
「きっと わたしは よい まくら」。ふわっと眠気を誘う絵本。いいね。倫さんとうきまるさんの穏やかに声を掛けてくるような文章も良いけど、牧野さんの画風がとても好みのものだった。その質感にずっーと魅入ってしまう。もふっと感がホントに伝わってきて、読んでいていつの間にか心地良い空気に包まれていた。お気に入りは空に現れたこねんこのぬーっと感と顔付き。こねんこが見せる色々な目の表情も良い。あとパンがパンで美味しそう。珈琲をどうぞって、眠くなくなっちゃうよ。でもこねんこの身を任せたダラ〜ンを幾つも見ていたら自然と。。2024/02/14
アキ
86
安定の斉藤倫・うさまるの絵本です。牧野千穂さんの絵もかわいらしいですね。ふわふわの食パンや雲やあひるの羽はとても寝心地が良さそうです。でもキノコの傘とクラゲの上はちょっと緊張しそうです。あんなに羊が集まったら、寝るどころじゃなさそうですが、どこでも寝れるのはこねんこさんの特技ですね。「おやすみいやいやねむくない だってきょうがおわっちゃう」っていいながら、すぐ夢のなかにいっちゃうこねんこさんがかわいらしい。やっぱり自分のうちの枕が一番ですね。2024/06/08
ままこ
69
もう、牧野千穂さんのキュートな絵に釘付け。おやすみしたくないこねんこさんは、色んなまくらを勧められる。勧められたまくらにうずくまる気持ちよさそうな表情がまた良い。斉藤さんとうきまるさんコンビのリズムカルな文は声を出して読むとさらに楽しそう。おやすみ前に読むのにちょうど良い。2024/06/14
はる
65
牧野千穂さんの絵と、斉藤倫さんとうきまるとさんの文章という、魅力的な組み合わせ。おやすみしたくない「こねんこさん」。すると、窓からまあるいあひるがやってきて……。こねんこさんの表情がとても可愛らしいです。オチは想像通りだけれど、言葉のセンスが素晴らしく、優しく温かな世界に引き込まれます。2023/12/19