内容説明
頭髪からつま先まで…ちょっぴりエッチで、ものすごく刺激的。何百万年もの進化を経て、驚くべき適応力で洗練しつづける、この地球上で最も驚異に満ちた動物―女性。全世界で1000万部のベストセラー『裸のサル』から30余年。人間観察の天才、D・モリスが「女の体」を解剖する。
目次
進化
頭髪
額
耳
目
鼻
頬
唇
口
首
肩
腕
手
乳房
ウエスト
腰
腹部
背中
恥毛
性器
尻:脚
足
著者等紹介
モリス,デズモンド[モリス,デズモンド][Morris,Desmond]
1928年イギリス生まれ。動物行動学者。オックスフォード大学で、動物行動学を学ぶ。動物や人間の行動に関する数多くの著作で知られる。1956年、ロンドン動物園のテレビ・映画部門長に就任。テレビの動物園番組“Zoo Time”シリーズで一躍有名となる
常盤新平[トキワシンペイ]
1931年岩手県水沢市(現・奥州市)生まれ。作家、翻訳家。父親の転勤に伴い、小学校から高校までを宮城県仙台市で育つ。早稲田大学文学部英文科卒。10年間の出版社勤務を経てフリーの文筆生活に入る。アメリカの現代文学やニュージャーナリズムの作品を翻訳して日本に紹介する翻訳家であるとともに、エッセイスト、作家としても知られる。1986年に初の自伝的小説『遠いアメリカ』で第96回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
13
先日読んだ赤ちゃんの脳科学の著者がイギリスでは非常に人気のあるポピュラーサイエンス部門の著者だと知り、図書館でこちらを借りてみました。まあまあ面白かったです。ただ、女性は知り尽くしていることをここで今更文章にしないでも…とか思っちゃいました。男性による女性讃歌と思って読めばいいかなあ。2015/10/23
kenitirokikuti
3
『裸のサル』は全世界的にも日本でもヒットしたが、この『ウーマンウォッチング』は少なくとも日本では再版もなかったそうである。まぁ、邦訳は2007年なので、いまこれをスケベ目的で買うやつはおらんだろうし…▲「爪」の項目がなく、「手」の項で補足的に扱われている。いまの女性はめっさネイルを気にするようだけど、日本ローカルな動きなのかも▲「唇」と「頬」。いまは頬紅は控えめ。リップについては、紅オンリーの頃はその塗る範囲が問題だったが、いまは色の方が重要。確かにオフィスで真っ赤なルージュはないもんな2017/05/09
T-hiro
2
原題"the naked woman"日本語訳の本は2007年に発行されているが、多分そこまで売れてなくて、一回も再版されてないっぽいので、手に入れるのに苦労した…(通販で買ったのに「現品限り」って書いてあって、反応に困った)イギリス人動物行動学者が書いた、生物学的視点の女性賛美の本。……なんだけど、本の内容は、男性視点のフェチ大百科、と言っても全然違和感無い。性的要素が濃厚すぎて、ちょっと胸焼け。10代の男子諸君は、読んでおくと人生が楽しくなるかもしれない。2017/01/19
ひろただでござる
1
ネタなのか真剣なのか判別しがたい部分もあるが、読んでいてショーペンハウエルの「女について」を連想した。2013/12/14
0422
0
いい。2014/10/23