内容説明
幼なじみのダーシーは、昔から何でも簡単に手に入れてきた。美貌も、完璧なスタイルも、人気も、恋愛も。老若男女、誰もがはなやかなダーシーに夢中だった。そして今、彼女はＰＲ会社に勤め、ゴージャスなＮＹライフを満喫している。かたや私ことレイチェルは昔からダーシーの引き立て役。友情という名の彼女のわがままに振り回されてきた。必死で勉強して弁護士になったのに、今は事務所で上司にこき使われる毎日。密かに想いを寄せていたデックスまでダーシーと婚約してしまった。でも、相手はダーシーなんだから仕方がない…そう思っていたのに、ある朝目覚めたら、私の隣に、裸のデックスが！どうしよう、ダーシーにばれたら！？思わず共感してしまう、ＮＹのリアルなロマンスライフ。
著者等紹介
ギフィン，エミリー［ギフィン，エミリー］［Ｇｉｆｆｉｎ，Ｅｍｉｌｙ］
１９７２年生まれ。ノースカロライナ州のウェイクフォレスト大学を卒業後、ヴァージニア大学ロースクールに進学。卒業後はニューヨークシティで弁護士として活躍。だが、９．１１同時多発テロの５日後に仕事を辞めてロンドンに引っ越し、小説の執筆を始める。２００４年に『サムシング・ボロウ』で作家としてデビュー。刊行と同時に、ニューヨークタイムズ紙ベストセラーリスト入りを果たす。現在はアメリカに戻り、アトランタで暮らす
葉月悦子［ハズキエツコ］
東京都生まれ。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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星落秋風五丈原
6
レイチェルとデックスは恋人＆親友を裏切るがそれに対するエクスキューズとして、ダ―シ―の性格がかなりワルめに書いてある。昔からレイチェルがいかに他人のものを欲しがるダ―シ―に苦しめられてきたか、ダ―シ―がいかに自己中心的であるか等々。しかし、いくら彼女の性格が悪かろうと、それを言い訳にして自分達の行為を正当化するのは違うだろう。いったいいくつなんだよ、貴方達！と言いたくなる。二人に関しては、ラスト近くまでこの言い訳＆後ろ向きのオンパレードでイライラ。主人公の友人がレイチェルに喝を入れてくれてほっとした。2013/07/26
zawa
4
ネガティブ思考のヒロイン、はっきりしないヒーロー、嫌な女の典型のような親友にイライラしながらも展開が気になって一気読み。等身大のヒロインの気持ちの揺れや嫉妬が飾らずリアルに描かれていて、楽しめた。嫌な女だった親友の話が続編としてあるようなので、是非翻訳してほしいな。2010/08/26
meg
3
サムシングフォーのひとつ、 何か、借りたもの。 うんうん。 借り物が自分のものになってなにより。 ダーシー側の本、日本ででないかなぁ。2012/05/28
くろうさぎ
3
なんだか、とっても疲れる話でした。ヒーローはさっさと態度をきちんと改めるべきだったし、ヒロインの友達はただただ、あきれるくらいに自己中で最低でしたね、、2009/11/20
ぶーどろ
2
洋書セールで買ったんだけど、読まずに置いておいた本。２週間くらいかけてやっと最後まで読みました。デックスよりEathanの方が絶対良いと思うんだけどなぁ…。最後デックスとレイチェルが一緒になるのがなんだかもやもやして…。レイチェル、デックスは見限っちゃえ！って思いながら最後まで読んでました。 でも面白かった！Darcyの本があるみたいなので、読んでみようと思います。2014/07/10
