石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか

個数:

石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか

  • 価格 ¥3,500(本体¥3,182)
  • 小学館(2021/02発売)
  • ポイント 31pt
  • ウェブストアに10冊在庫がございます。(2024年04月26日 00時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B5判/ページ数 336p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784096823422
  • NDC分類 757
  • Cコード C0071

出版社内容情報

世界初の大規模回顧展の全貌

日本を代表するアートディレクターであり、グラフィックデザインを皮切りに、プロダクトや衣装デザイナーとしても活躍した石岡瑛子の世界で初めてとなる大規模回顧展が2020年11月から東京都現代美術館にて開催されています(~2021年2月14日)。本書は、その展覧会の公式図録で、石岡瑛子の世界を網羅した決定版となる一冊です。
資生堂時代に手掛けたサマーキャンペーンのポスターが話題となり、その後、PARCOや角川書店の仕事等を経て、80年代にニューヨークに拠点を移し、レニ・リーフェンシュタール、ポール・シュレイダー、フランシス・フォード・コッポラ、マイルス・デイヴィス、ビョークなど世界に冠たるクリエイターとコラボレーションを行った。さらにジャンルを広げ、オリンピックやオペラ、サーカスの衣装デザインも手掛け、その結実としてアカデミー賞とグラミー賞を受賞。多岐に亘るジャンルの仕事に挑戦し、いずれも高い強度で成し遂げた石岡瑛子の仕事を総覧する。



【編集担当からのおすすめ情報】
コラボレーションが一番の楽しみであり、それを日本に広めたいと語っていた石岡瑛子が終生こだわり続けたのは、表現することと同時に、「私」であった。私とは何か。その答えと格闘の軌跡が、作品に残されています。いまの時代、そしてこれからの時代を生きるクリエイター、クリエイターを目指す人にも大いなる刺激を与える内容であり、同時に多くの人に展覧会の熱と興奮が伝わる一冊です。

内容説明

世界初の大規模回顧展、全貌がここに!

目次

第1章 Timeless:時代をデザインする(資生堂の仕事;シンポジウム:現代の発見;POWER NOW ほか)
第2章 Fearless:出会いをデザインする(レニ・リーフェンシュタール:ヌバ;ライフ;マイルス・デイヴィス:TUTU ほか)
第3章 Borderless:未知をデザインする(ザ・セル;落下の王国;グレイス・ジョーンズ:ハリケーン・ツアー ほか)
論考・資料編

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

32
夫と気にしていたのに行けなかった展示を、遅ればせながら本で。勉強不足で衣装デザイナーとしての彼女しか知りませんでしたが、こうして二次元のデザインも通してみることで、セクシャルなのにどこか男女のジェンダー領域があいまいな力強さが、この人の持ち味なんだな…と。どのページも面白く、吸い込まれるように吸収しました。…夫も引き込まれ、二人で展示を見に行く時間をとらなかったことを反省。すぐ近くなのに…。2021/03/25

tetsubun1000mg

11
河尻享一氏の「TIMELESS石岡瑛子とその時代」を読んで石岡さんの事を知りました。アカデミー賞の衣装部門賞を受賞した人がいるらしい程度の知識が繋がった時でした。資生堂やパルコ時代のポスターは当時の日本人では知らない人がいなかったのでは。 もっとも当時はデザイナーが表に出る時代ではなかったと思いますが。マイルス・デイヴィスのアルバムや映画、演劇の衣装などどれをとっても独創的。コッポラ氏から思い出のコメントが届くような人は石岡瑛子だけでしょうね。「地獄の黙示録」と石岡さんのデザインには近いものを感じました。2021/04/11

ace

10
MOTで開催されていた石岡瑛子展の図録。正直石岡瑛子を知らなかったが、作品を見てそのすごさに圧倒された。資生堂、PARCO、東急、角川書店…、まさに70〜80年代日本文化の一翼を担っていたことがわかる。今見ても通用する時代を感じさせない広告・アートであり、作成過程の校正指示などは思考、熱量がひしひしと伝わってくる。一瞬で消費されることを前提とした今の広告などをオリジナリティ溢れるこれら作品群が蹴散らしてしまうこと請け合いである。2021/02/20

じょうこ

7
半年ほど前の展覧会の図録を「読書」してみる。巻頭の石岡さんのポートレイト(メイプルソープ撮影)と安藤忠雄さんによる寄稿の見開きページがいい。あえて一緒に仕事をしなかったという二人。「いかに生きて、つくるか。遠く先に石岡さんの背中が道標としてある、後に続く世代は幸運である。」この残された建築家による文章を初めに読み、図録を順を追って読み進めようと思った。石岡瑛子は決して時代を駆け抜けたのではない、回顧でもない。有り続ける。だからきっとまた新しいものを誰かが産み出すはず。それが楽しみ。と思える価値ある読後感。2021/07/20

die_Stimme

3
石岡瑛子展の図録。もう展示自体は終わってしまったが、どれも素晴らしいものだった。作品としてまとめて提示されることで、見たことはあっても石岡瑛子が手がけたものだとここで初めて知るものや、そもそも初めて見るもの、いずれも、すべて彼女の一貫した力強さに圧倒される。怠け心が芽を出したとき、妥協してしまいそうになったとき、彼女の作品を見直すことでもうひと頑張りできそうな気がする。2021/04/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17320094
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。