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出版社内容情報
浮世絵版画の頂点を極めたコレクション
重要文化財11点、重要美術品238点を含む保存状態のすぐれて良い貴重な作品の数々によって知られいる、平木浮世絵コレクション。その歴史は古く、戦前、日本が世界に誇った三大浮世絵コレクションのうち、「三原コレクション」「齊藤コレクション」を基に設立された日本初の浮世絵専門美術館・リッカー美術館のコレクションを継承・拡充して誕生しました。
本書では、所蔵作品約6000点の中から、名品中の名品370点を厳選して収載。全点新規デジタル撮影、最先端のデジタル印刷技術により、作品の美しさ、江戸時代の色彩と風合いを精確に再現しています。B4判という大型の判型で、作品の原寸掲載が可能となりました。
装丁は、世界的なデザイナー・原研哉氏。手織り調の布クロス貼りのケース、箔押しを施した題簽など、書籍自体がひとつの美術品であるような佇まいです。
さらに、第一線の浮世絵研究者による詳細な作品解説と最新の知見に基づく書き下ろしの論考を掲載。浮世絵史を概観できる豪華画集です。
【編集担当からのおすすめ情報】
図版編では、平木浮世絵コレクションの特色と魅力である「初期版画の充実」、「精巧な摺物」、「大首絵の名品」、「歌川広重の風景画と花鳥画」、「浮世絵史を通覧できる名品群」をそれぞれ章立て。
解説編では、浮世絵版画の成立から昭和の新版画まで、近世以降の日本の木版史を概観する論考を12章立てで収載します。