興福寺のすべて―歴史・教え・美術

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  • サイズ A5判/ページ数 159p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784096817711
  • NDC分類 702.17
  • Cコード C0072

出版社内容情報

仏教美術の宝庫・興福寺を愉しむ必携ガイド

「奈良」といえば、猿沢池に映る五重塔を思い浮かべる人が多いだろう。広い境内をもつ興福寺は、戦禍や火炎に何度も見舞われては再興を繰り返してきた寺である。そして、憂いを秘めた少年のような趣で人気のある阿修羅像、慶派仏師の傑作として名高い無著・世親像をはじめ、国宝・重文70余点を有する天平・鎌倉時代の仏教美術の宝庫でもある。 2010年、創建1300年を期に天平伽藍の中核・中金堂の再建をめざす興福寺。貫主・多川俊映、東京国立博物館・金子啓明、奈良大教授・東野治之ほか、興福寺の歴史と美術を知りつくした執筆陣がわかりやすく解説する。140点以上の写真・イラストなど図版も豊富。歴史・教え・美術のすべてがコンパクトにわかる必携ガイド。

内容説明

150点以上の写真と図版で見て読んで知る1300年の美と祈り。幾たびの受難に耐えて守られてきた仏教美術の至宝。堂塔に秘められたドラマと、祈りの歴史。奈良・興福寺のすべてを最新の発掘調査をまじえて説き明かす美術ガイド。

目次

1 古代の興福寺(興福寺の造営;阿修羅像と八部衆像;十大弟子像;板彫十二神将像と平安の仏像)
2 中世の興福寺(南都焼亡と興福寺の復興;南円堂と不空羂索観音像;東金堂と維摩居士像;北円堂と諸尊;再建西金堂と仏像)
3 これからの興福寺(近世以降の興福寺;中金堂院の発掘調査と伽藍復興)
3 教えと行事(興福寺と春日社;唯識の教えと法相宗;興福寺の行事)

著者等紹介

多川俊映[タガワシュンエイ]
興福寺貫首

金子啓明[カネコヒロアキ]
東京国立博物館事業部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まえぞう

4
実家の奈良では興福寺の中金堂再建で盛り上がっていて、興福寺本がたくさんでています。その中でコンパクトな本書を手に、20日からの一般公開に備えました。改訂新版で読みました。2018/10/18

ikatin

2
出張の時、偶然北円堂の開帳に出くわして鑑賞したんだけど、まさかこんなに素晴らしいとは想像していなかった。無著像の前でそのあまりの存在感にしばし呆然となった。2011/11/06

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