京・鎌倉 ふたつの王権

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京・鎌倉 ふたつの王権

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  • サイズ A5判/ページ数 370p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784096221068
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C1321

出版社内容情報

院政期から、鎌倉幕府の誕生とその滅亡までを描く。公家政権の暴力装置に過ぎなかった武士が、いかにして権力の中枢に食い込んだのか。権力を握った幕府は、なぜ朝廷を滅ぼして唯一絶対の地位を求めなかったのか。そして、「武家の棟梁」として誕生した幕府が、どのようにして日本の統治者としての自覚に目覚めていったか……。こうした疑問の背景には、殺生と信仰の狭間で苦悩する武家の姿や、原理原則を柔軟に現実世界に対応させていく公家たちのしたたかな生き様が隠されている。公家と武家、京と鎌倉を対比しつつ、以後七百年に及んだ日本独自の二重権力構造の源泉を探る。

本郷 恵子[ホンゴウ ケイコ]
著・文・その他

内容説明

権力を握った幕府はなぜ朝廷を滅ぼさなかったのか。軍事組織だった武家政権が統治者となるまで。

目次

第1章 中世の成立
第2章 過剰と蕩尽
第3章 内乱と改革
第4章 天下草創―武家政権の成立
第5章 中世社会の確立
第6章 ふたつの王権
第7章 在地領主の生活
第8章 文永・弘安の役と幕府支配の転換
第9章 両統迭立と徳政令
第10章 鎌倉時代の終焉

著者等紹介

本郷恵子[ホンゴウケイコ]
東京大学史料編纂所准教授。1960年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。専攻は日本中世史。中世前期の公家政権を中心に、中世社会の構造・中世びとの心性などを広く研究対象とする。公家政権が創出した文化や様式が、どのように伝播し、継承されていくかに興味を抱いている。史料の陰に埋もれた市井の人びとの内面を掘り起こすことに心を砕く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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KAZOO

32
武家の時代の始まりから鎌倉時代の終わりまでを書かれています。京都と鎌倉の武家と朝廷の流れをうまく描いてくれています。ほかの歴史の本ではないようなというか私が見落としているのかもしれませんが商取引なども詳しく載っていてそれなりに役に立ちそうな気がしました。2014/11/21

小鈴

16
巻末の「全国を統治する政権が生まれ、そして滅びるという出来事自体が、わが国でははじめての事件だった」に胸アツだ。武力集団が勃興し、それを朝廷が利用するもののついには制御できず、結果的に頼朝の下に集合して鎌倉幕府が成立。王権は二つに分裂するが、なんと幕府の将軍も三代で血筋が絶え執権政治へ。頼朝は貴族武士だったが、貴族ではない北条氏はカリスマ性に頼ることはできず、選択した統治法は道理と合議体制であった。将軍-執権関係は天皇-摂関関係の相似。公家政権は衰退しても絶えることなく、武家政権は再組織化されていく。2017/04/17

鐵太郎

9
院の権力を支えたものはなんだったのか。これが保元の乱、平治の乱を通じて平家政権に受け渡されたのか。信西の目指したものは何か。為朝の失敗とは何か。清盛の気配りとは何か。後藤原氏の成り立ち。義経はなぜ二度までも奥州を頼ったのか。頼朝はどのように京の政権と妥協したのか。北条氏はどうやって御家人の忠誠を勝ち得たのか。千葉氏の存在は何を意味するのか。日蓮はなぜ現れたのか。蒙古襲来とはなんであったのか。幕府はどう戦ったのか。その後歴史はどう変わったのか。歴史は面白いねぇ。2008/09/05

shiggy

5
鎌倉時代の総まとめという感じでした。鎌倉幕府後期の北条氏執権時代が複雑でわかりにくかったのが少し理解できた。 公卿が実権をにぎっていた時代は終わり、武士の時代に入っていく。幕府と朝廷の関わり方がなかなか興味深かった。2020/11/30

へたれのけい

5
時代の大まかな流れを理解していない為、ついていくのが精いっぱいと云った読書でした。それでも読めたのは、この全集の切り口の面白さにあります。2018/01/04

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