出版社内容情報
染織、漆工、金工、陶磁など日本の工芸品の繊細にして優美な独特の文様を集大成。従来のような名品主義を超え、味のある日常的な品々に至るまで文様を幅広く取材、未紹介の作品まで網羅した簡潔で見やすい編集。さらに文様の部分アップなどテーマごとに徹底分析、現代意匠への応用にも役立つよう整理されている。
内容説明
日本人の心の深奥に迫る伝統文様の集大成。鮮やかなカラー、克明な部分アップ。テーマ別・パターンごとの見やすいレイアウト。工芸文様の神髄をとらえる、実作者・研究者必携のシリーズ第3巻。
目次
日本の松(足田輝一)
松林に想う(渡辺学)
松の季節感(鷹羽狩行)
染織意匠における松の展開(長崎厳)
松鶴鏡・松喰鶴鏡の発生と展開(香取忠彦)