出版社内容情報
ヨーロッパより写真が渡来して140年、この間に活躍した写真家?写真の開祖、上野彦馬から現代の作家まで?のべ約1千人の名作・傑作2千数百点を結集、展望した文字どおりの日本写真全集。最新の研究成果をふまえ、新発見、未発表作品も収録し、とくに大正期より昭和20年までの傑作の数々を、現代の視点より積極的に再評価します。各作品は、ジャンル別にまとめ、テーマ・作家・技術なども詳細に解説します。
内容説明
戊辰戦争からベトナム戦争まで多くの写真家が生命を賭した記録に戦争の移り変わりをみる。
目次
パノラマ写真―西南・日清・日露戦争 シベリア出兵 大阪 広島 長崎
1869‐1922―戊辰・西南・日清・日露戦争 シベリア出兵
1928‐45―満州・上海事変 日中・太平洋戦争
戦時下の庶民生活
ドキュメント―ヒロシマ・ナガサキ
戦後―焼跡・闇市・基地
日本人の見たベトナム戦争
アメリカ人の太平洋戦争
総論 戦争の記録
原光景
戦争と写真家たち
戦争と報道写真
岡本大尉のアルバム
表現と技法―カメラ器材の発展(1)
再録論文(思想戦と写真報国;写真の文化協力精神;満州写真家協会)