出版社内容情報
●石川 淳 普賢／マルスの歌／焼跡のイエス／かよい小町／雪のイヴ／おとしばなし尭舜／鷹／紫苑物語／森鴎外／江戸文学掌記 より ●武田泰淳 司馬遷／蝮のすえ／風媒花／滅亡について／目まいのする散歩 ●三島由紀夫 金閣寺／午後の曳航／橋づくし／憂国／荒野より／蘭陵王／サド侯爵夫人 ●安部公房 壁／箱男／友達／緑色のストッキング
井上 靖［イノウエ ヤスシ］
編集
山本 健吉［ヤマモト ケンキチ］
編集
中村 光夫［ナカムラ ミツオ］
編集
吉行 淳之介［ヨシユキ ジュンノスケ］
編集
高橋 英夫［タカハシ ヒデオ］
編集
磯田 光一［イソダ コウイチ］
編集
小田切 進［オダギリ ススム］
著・文・その他
巌谷大四［イワタニダイシ］
著・文・その他
石川 淳［イシカワ ジュン］
著・文・その他
武田 泰淳［タケダ タイジュン］
著・文・その他
三島 由紀夫［ミシマ ユキオ］
著・文・その他
安部公房［アベコウボウ］
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
97
この巻では石川淳、武田泰淳、三島由紀夫、安部公房の諸作品が収められています。以前読んだもの以外を読むということで読んでいます。石川の作品では「森鴎外」が興味深く、「鴎外覚書」と副題にあるように彼が読んだ鴎外についての読書録というか評論のような感じで楽しめました。武田の作品では「滅亡について」という小品が言葉の概念を論じている感じでした。三島はすべて読んでいたのでパス、安部は「緑色のストッキング」という脚本が代わった感じで楽しめました。2023/10/14
