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出版社内容情報
チラムネのキャラは、こうして生まれた――
祝、「このライトノベルがすごい!」殿堂入り!
チラムネ初、待望のイラスト集付き特装版!
raemz描き下ろしカバーをつけた8巻に、初期キャラデザイン、未使用カバーラフなどの秘蔵イラストを余すことなく掲載したラフイラスト集を同梱。
さらに、人気イラストレーター陣のゲストイラストも!?
大ボリューム52Pでお届けする、あまりに美麗なラフイラスト集付き特装版!
【編集担当からのおすすめ情報】
raemz先生のラフがあまりに美しいので、これはぜひファンに届けたいと企画しました。ボツになったキャラデザや未使用ラフなど、イフ世界のチラムネを楽しめるのもオススメポイントです!
内容説明
「昔むかし、あるところに、暗雲姫と呼ばれる美しいお姫さまがいました―」穏やかな9月が終わり、10月。藤志高祭の準備は佳境を迎えている。俺たちのクラスの出し物は、オリジナル演劇『白雪姫と暗雲姫と優柔不断な王子さま』。白雪姫は夕湖で…あとはわかるな?なずなの意図を感じつつ、俺たちは映し鏡のような物語を演じていく。はふう、と。真夜中にみたいな吐息を漏らして、暗雲姫が口を開いた。「鏡よ鏡。―この世でいちばん美しいのは、誰?」朱々しい毒りんごを胸に潜ませて。七瀬悠月の舞台が、幕を開ける―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あんみつ
5
こちらの感想はラフイラストについて♪ 可愛すぎて倒れそうになりました← こんな過程があって今があるのかーと納得! これからも、可愛くてカッコ良くて尊い彼らを描いて下さい(^^ゞ2023/07/09
椎名
4
出し惜しみなく悠月を掘り下げ、描いた巻。朔との似た者同士感が自分の中でうまく咀嚼できていなかったのだが、今回そんな七瀬悠月を捨て、ただのナナとして覚悟を見せるにつれ、捨てていった七瀬悠月と千歳朔がどういう面で似ているのかよく理解できたのが良かった。第二部前哨戦といった内容だったが、悠月にハッキリ好きだと伝えていることで、朔が全員に惹かれているということが隠すことなく描かれていたのも嬉しい。蔵センの、生き様を選ぶということだという台詞が納得のいく答えで、個人的に非常に好きなシーン。2023/06/21