内容説明
グランドリュンの友好国、カナルディアに逃げ込んだレティと四兄弟。シードランドの将軍ゼレオンの策略により、レティたちを逃がした森の魔女ノーラは捕らえられ、その処遇に関して三国会議が召集されるという。王女の真偽、また自国の王子が王女の名代として召喚されたことに動揺が走るカナルディア。そんな中、とうとうレティの正体に気付く者も現れて―!?王女と騎士のドラマチック・ファンタジー、第二弾。ドラマCD付き、初回限定特装版。
著者等紹介
榎木洋子[エノキヨウコ]
1990年にコバルト文庫で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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らじこ
7
少し恋愛色が入ってきた模様。けれどやっぱりこの物語の味わいは、兄弟愛、家族愛ゆえの無償で温かな愛情だろうと思う。兄たちはカッコいいが逆ハーレムな印象にならないのはこうした味わいから来るものだろう。年の近い双子の兄がレティに向ける愛情、そして恋情がとても深くて、それぞれにレティを思っての事だとわかるぶん切ないシーンもあった。敵国の王子も母親の狂気に振り回され、苦悩していて、なんだか同情してしまうし、その母親の残酷さには自然と怒りも湧いてくる。レティたちの状況は未だ苦しいがどう着地するのか気になるところ。2013/04/30
みや
0
☆☆☆☆☆2009/05/16
ru_flow
0
再読。兄弟たちがかっこよくてもうキャラが!!って感じで読んでました。個人的押しはやっぱりアルフリートですね。レスターもいいですけど、ラストの挿絵にやられた・・・・。ファイラスも男前です。2011/08/08
サラ
0
小林紗苗さんのファイラスが反則並にカッコイイ!レティもピッタリだなー。
t.asuka
0
間がかなり空いてしまったので、メインキャラはともかくサブキャラや細かい設定を忘れてしまいがちに……。それはともかく兄弟それぞれ個性的で結構好き。色々と次巻への布石も残っているけれど、どうなるのかな。2009/05/17
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