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内容説明
「またねー」「おーっ、10年後に会おーぜー」子供同士のたわいない別れの挨拶。それから10年後。引っ越しを間近に控えた春休み、高校生の水戸部尚太は、自分の名を呼び捨てにする幼稚園児に出会う。三輪車に乗ったその子供は、尚太のかつての友達・ショウキだった。ショウキに振り回されつつ、忘れていたこの10年の記憶を辿る尚太。ヘンテコな創作曲、“冒険”を共にした自転車、カエルのタマゴを発見した公園の池、両親の離婚、友達の失踪…。結果は変わらない、変えられない、変えようがない。だが10年前なら?ボーイズノスタルジー。
著者等紹介
蕪木統文[ブギトウモン]
アクション&ノベライズを中心に執筆。児童書も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
STRAP
5
10年前の友達が当時のまま突然現れる...。設定は楽しめたが会話のテンポが悪いかも。人物の口調とか読んでいて面倒になったりも。 最終的な着地点は良いと思うのだが、、2013/01/04
ハルクイン
4
雰囲気と読後感が好みだった。ただ、ヒロインとか悪役の口調についていけなかったのが残念だ。2012/10/12
1_k
4
読後感はいい。それ以外は疑問が沢山。設定投げっぱなしの悪役や、遅い立ち上がりなど、指摘するまでもない欠点が山盛り。ノスタルジックな雰囲気は私の好みにはあったので、読後感の良さにつながったのだろう。もっと丁寧に構成し直せば、良作になったはずの残念作。2011/12/02
因幡の白兎
2
雰囲気の感じる表紙に誘われて買いましたが、いかんせん文章というのでしょうか、場面人物視点、全ての描写がわかりづらくてしょうがなく、物語の流れも起承転結を捉え辛い盛り上がりに欠ける内容、イベントを起こすためのスイッチキャラでしかないのにキャラが濃い悪役と存在理由のないヒロインの一人だけ世界観が違うと言えるほどにぶっ飛んだ性格がうっとおしくて仕方なかった。不思議と読了感だけは悪くなかったのですが、非現実的な部分と現実的な部分とでパワーバランスを間違えている印象を強く感じる作品でした。2011/05/31
マルしぇちゃん
2
ブッブーは別に良かったと思うんだブッブーは。2010/07/17
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