小学館文庫<br> 逆説の日本史〈26〉明治激闘編

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小学館文庫
逆説の日本史〈26〉明治激闘編

  • 井沢 元彦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073324
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

乾坤一擲の大勝負に賭けた日本の「秘策」!

『週刊ポスト』誌上で四半世紀以上にわたって連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクションの金字塔『逆説の日本史』。
文庫最新刊となる第26巻では、東洋の小国に過ぎなかった大日本帝国が、世界最強の陸軍とバルチック艦隊を擁する超大国ロシアに勝利し世界を驚かせた、日露戦争を軸に解説する。
日本海海戦において、東郷平八郎率いる聯合艦隊が「丁字戦法」を用いて奇跡の勝利を挙げた、という「神話」は事実なのか? 二〇三高地攻略で多くの将兵を死なせた乃木希典は、果たして「愚将」だったのか?――これまで語られてきた日露戦争における「定説」を丹念に検証していくことで、隠されていた真実を暴き出す。
また、井沢氏が「大日本帝国破滅への分岐点」であったと断言する「日比谷焼打事件」、エリート軍医と作家・考証学者といくつもの顔を持っていた森林太郎(鴎外)の功罪についても考察。知られざる日本近代史の闇に迫る。
なお、巻末には「特別編」も収録。「言霊」という迷信に振り回され続ける頑迷固陋な歴史学界と、朝日新聞に代表される傲慢なマスコミを舌鋒鋭く糾弾する。

内容説明

大日本帝国は、いかにして超大国ロシアを撃破したのか?「奇跡の勝利」を挙げた日本海海戦の謎に挑む!

目次

第1章 日露戦争への道2 廣瀬中佐と乃木大将―意図的に作られた「軍神」と「無能説」(決して「傲慢」とは言えない大国ロシアの対日開戦理由;大人と子供の違いがある西洋と日本の「暗号」に対する伝統 ほか)
第2章 日露戦争への道3 帝国陸海軍完勝す!―“雌雄を決した丁字戦法”という「神話」(傲慢で独善的―陸軍参謀本部と中国共産党の驚くほどの相似点;日本にとって幸運だったロシア軍の伝統的「後退戦術」 ほか)
第3章 徹底検証日露戦争1 ポーツマスの真実―日米対立の火種を生んだまさかの「ぶち壊し」(日本と革命勢力―外と内に同時に二つの敵を抱えていたロシア帝国;「ポグロム」の一大拠点だったロシアに反感を抱いていた国際ユダヤ資本 ほか)
第4章 徹底検証日露戦争2 軍医森林太郎の功罪―傲慢なエリートか?それとも稀代の考証学者か?(「日露戦争における日本最大の敵はロシア軍では無く『脚気』だった」という意外な真実;外国人に「酒に酔って戦争している」と評された旅順攻略作戦の日本兵 ほか)
第5章 特別編 「言霊という迷信」に振り回され続ける頑迷固陋な歴史学界とマスコミ(日本人の「宗教」として存在する「言霊」という迷信;いきなり「脅迫文」を送りつけてきた朝日新聞の卑劣なやり口 ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局在籍中の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

41
言霊についての特別編は含んではいるけど、ほぼまるごと1冊、日露戦争に関しての話。新しい気づきがあり、面白かった。2024/02/08

みこ

24
日露戦争編。日本が坂を上っていく様子と登り切ったその先の下り坂を暗示させるまさに井沢版坂の上の雲といった感じ。司馬遼太郎の歴史観や人物観が日本人に影響を与えてしまっているのは致し方ないとはいえ、一小説に対しそこまで乃木愚将論を槍玉に挙げなくても良いのではないかと思った。歴史小説で主人公の対抗馬が実像以上に貶められる描写なんて山ほどあるだろうに。井沢元彦も呉座勇一もこれ以上お互い相手にしなければいいのに。2024/03/14

ソラ

12
【読了】A 日露戦争については教科書的な薄っぺらいものと坂の上の雲からの知識しかなかったので新鮮。日比谷焼打事件は単に退陣に要因になったぐらいしか思ってなかったがそこまで攻勢に影を落とすことになるとは。2024/02/23

Mark X Japan

10
司馬遼太郎と乃木希典が中心かと思いましたが、一番の主役は森鴎外でした。彼の功罪は、医学・文学・考証学に詳しい方に委ねるしかないでしょう。☆:4.52024/04/26

yuki

6
日露戦争といえば、大衆への影響力という意味で司馬遼太郎は外せないが、本書は司馬遼太郎及びその批判勢力に対して正面から向き合っている印象があり好感が持てた。連載なので、同じようなマスコミ論が登場するのは仕方ないと割り切れば、とても読みやすく本シリーズの中でもトップクラスの面白さであった。2024/02/23

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