出版社内容情報
没落華族令嬢、式神付き。
歴史ある陰陽師の一族、滝沢家直系の娘として特殊な能力を持って生まれた瑠璃。だが、両親の事故死によって家を乗っ取られ、瑠璃は本家令嬢という立場ながら母屋を追い出され、使用人のようにこき使われる日々を送っている。
政略結婚の道具でもいい、今の境遇から抜け出したい…と思う瑠璃は、現当主に言われるがまま金銭と引き替えのようなお見合いを続けるが、そのお見合いも、なぜか瑠璃のそばに居続ける亡き父の式神・匂仁のせいで失敗続きだ。
そんなある日、呪術医だという青年・土志田泉が滝沢家にやってくる。家に古くから伝わる道具や術具を鑑定する泉だが、その様子がおかしい。瑠璃の目には古道具の付喪神がはっきり視えているのだが、泉はまるで視えていないような態度なのだ。呪術医を名乗っておいて、あやかしを視る能力がないなんてあり得ない。なんとも怪しい泉だが、家を出る絶好の機会到来!? 瑠璃は彼の秘密を守る代わりに、押し掛け使用人として同居生活を始めることに――!
呪術医として帝都一の腕を持ちながら、あやかしを視ることができない泉と、押し掛け使用人になった没落華族令嬢の瑠璃。不思議な縁が紡ぐ、明治陰陽ファンタジー!
内容説明
歴史ある陰陽師一族の娘として、特殊な“巫女”の力を持って生まれた滝沢瑠璃。だが両親の事故死により家を乗っ取られ、いまや使用人のようにこき使われる毎日だ。ある日、帝都一の呪術医だという青年、土志田泉が滝沢家にやってくる。家に伝わる道具や術具を鑑定する泉だが、瑠璃はその様子がどこかおかしいと気づく。古道具の付喪神が瑠璃の目にははっきり視えるのに、泉にはどうも視えていないようなのだ。呪術医なのにあやかしが視えないなんておかしい…。瑠璃は泉の秘密を守る代わりに、押し掛け使用人として同居生活をすることになって!?
著者等紹介
柊一葉[ヒイラギイチハ]
兵庫県出身。2019年デビュー。小学館「マンガワン」をはじめ各媒体で漫画化作品や漫画原作も多数手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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はつばあば
よっち
史
色素薄い系
桜城誠
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