出版社内容情報
最強姫君・玲琳、またもや事件の容疑者に!
大国・斎から新興の魁国王・楊鍠牙のもとに嫁いで早八年。変わり者の《蟲愛づる姫君》こと斎の第十七皇女・李玲琳は二十三歳になっていた。双子の皇子と皇女にも恵まれ、夫婦もとりあえずは円満……という日々だ。
そんな中、臣下である雷真の母親・夏泉から、蠱師としての玲琳に会いたいとの申し入れがあった。興味をおぼえて雷真の故郷へ向かった玲琳は、夏泉から「息子に惚れ薬を飲ませてほしい」と頼まれる。どうやらこの母親は、許嫁に近づかない息子に業を煮やして、玲琳に強引に呪って欲しいらしいのだ。しかし、雷真の許嫁の珠理は、お世辞にも素行がいいとは言えない娘だった。
何人もの男と付き合いながら、結婚だけは絶対に雷真とするのだと言い切る珠理と、それを全力で拒否する雷真。もとより色恋沙汰は苦手な玲琳は、この複雑な関係の従兄妹たちの間に挟まれ、身動きがとれなくなる。
そうこうするうちに夏泉が急死する。どうやら毒による死亡ということもあり、その現場に居合わせていた玲琳が真っ先に疑われてしまう。果たして玲琳は自分にかけられた嫌疑を晴らすことができるのか……?
大人気《むしめづ》シリーズ、ついに新章第2弾!!
内容説明
魁国王・楊鍠牙と結婚して八年。毒蟲を愛する変人姫・李玲琳は二十三歳になった。男女の双子にも恵まれ、ひとまず夫婦円満な日々だ。そんな中、臣下の雷真に許嫁がいることが発覚。しかし彼の従姉妹でもある許嫁の珠理は、何人もの男と付き合いながら結婚だけは絶対に雷真とすると言い張る問題アリの娘で、雷真は珠理との結婚を完全に拒否していた。一方でふたりの間を取り持ちたい雷真の母・夏泉は、玲琳に助力を求めてくる。しかしその矢先、夏泉が急死!死因が毒ということもあり、現場に居合わせた玲琳が真っ先に疑われることになって…!?
著者等紹介
宮野美嘉[ミヤノミカ]
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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