小学館文庫<br> 月の下のカウンター

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小学館文庫
月の下のカウンター

  • 太田 和彦【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094068979
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

お燗酒のようにじんわり温かい気持ちに

太田和彦はふとつけたテレビや雑誌の中で実に心地よく居酒屋にいざなってくれる、そればかりか、一度この人と飲みたいなぁと思わせる魅力がある。今回はその大田和彦をもっともっと好きになる彼の本音やルーツまでがわかる一冊である。

気になる居酒屋を取材して、紹介するまでの裏話もまるで、一緒に行っているかのような優しげな描写である。
なかでも、椎名誠氏から依頼を受けて「本の雑誌」に掲載された、 『居酒屋「べからず」集』『居酒屋評論家の本音』『最後の晩餐の前日のメニュー』などは、まさにフアンが大喜び間違いなしであろう。

かと思えば、故郷への想い、街歩き、旅のこと、父のこと、祖父のことなど太田和彦その人そのものをたっぷりと味わっていただける構成になっている。

まるで御燗した日本酒がじわーっと身体に染み渡っていくような温かい気持ちになる叙情あふれるエッセイ集である。




【編集担当からのおすすめ情報】
今まであまり語られていない太田和彦の魅力が、温かいことばで綴られています。

内容説明

「私の気に入りの東京の居酒屋に連れ出し、父子で一杯やりたい、それを父の思い出にしてもらいたいと思うようになった。ところが、そのうちにと構えている間に、突然の体の不調で(中略)酒は少しは飲めるものの、もはや外出はできなくなった。そして一生を終えた。このことは私の一生の悔いとなった。」(あとがき「父と居酒屋」より)。遠く過ぎし日々を思い、教師だった父や錺細工職人だった祖父に想いをはせるエッセイと、さまざまな雑誌で執筆したコラムを収録。平成22年に刊行された単行本『月の下のカウンター』に、新たに12編を加えて文庫化した。

目次

1章 星屑の町(場末の酒場にて;“オールドなにわ”を訪ねて ほか)
2章 東京の灯よいつまでも(銀座の酒場を歩く;新橋、魅惑の居酒屋地帯 ほか)
3章 あの丘越えて(盛岡の居酒屋の豆腐;信州の納豆で育った ほか)
4章 山小舎の灯(大学だより;月の光 ほか)

著者等紹介

太田和彦[オオタカズヒコ]
1946年北京生まれ。デザイナー、作家。資生堂宣伝制作室を経て独立。元東北芸術工科大学教授。本業のかたわら日本各地の居酒屋を訪ね、多くの著作を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

75
太田和彦さんの本を読むのは40冊目。ほとんどすべてが居酒屋探訪か旅の本。よく飽きずに読んだと思うが、不思議とマンネリだとは思わない。それだけ好きなのだろう。本書は本の雑誌社から出た同名の本に、未収録のコラムやエッセイを加えたもの。前半から居酒屋の話題が満載で、よくこれだけの店を回れるものだと改めて感心するが、内容は深く、憧れる世界が満載だった。後半に太田さんの生い立ちから現在までの事が記されているが、過去の著作で、これだけお父さんや、他の家族の事に触れているものはなかったので、興味深く読む事ができた。2021/03/23

犀門

3
No.035★★★☆☆昔の『居酒屋研究会』辺りの本からは沢山情報をメモして残しているが、もうその気力もなし。淡々と居酒屋話を楽しみつつ、太田さんの来し方を感慨深く読む。2021/04/07

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