小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> 潮騒―浄瑠璃長屋春秋記 

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潮騒―浄瑠璃長屋春秋記 

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094067620
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「よろず相談」承る浪人、弱き者を救う。

弟に家督を譲り、浪人となって、陸奥から江戸へ出てきた青柳新八郎。
裏店にひとり『よろず相談承り』の看板を掲げ、なんとか食い扶持をやりくりしている。
今日は、妻の志野が姿を現しそうな、義父・狭山作左衛門の墓まで足を向けてみた。
実は、数年前に行方が知れなくなった志野を探すため、昼夜を分かたず、市中を歩き回っているのだ。
だが、目算が外れた新八郎は肩を落として、近くの水茶屋へ。
水茶屋には、一人娘を亡くしたという、呉服屋「佐原屋」の内儀・おいねが――。
静かに涙を拭うおいねと知り合ったその翌日、どうにも懐が寂しくなってきた新八郎は、仕事を紹介してもらおうと、口入れ屋金兵衛の「大黒屋」へ出向く。
大御番衆・安藤仁右衛門の娘・菊野を、金貸しの仲介をしているお濃から取り戻す仕事を請け負ったのだ。
すぐさまお濃に直談判しに行ったはいいものの、なんと、当の菊野が「もう安藤家には帰りません」と言うではないか……。
『よろず相談承り』の看板を頼ってくる、哀しくて切ない事件を解決する一介の浪人。
胸を打つ時代小説、シリーズ第二弾。

【編集担当からのおすすめ情報】
シリーズ第一弾は発売即重版となりました。
テレビドラマ化された時代劇「桂ちづる診察日録」(原作『藍染袴お匙帖』シリーズ)でも人気を博した時代作家が描く江戸情緒をお楽しみください。

内容説明

陸奥浪人の青柳新八郎は、裏店に『よろず相談承り』と看板を掲げ、糊口を凌ぎながら、失踪した妻を探している。今日は、義父の墓参りをした帰途、近くの水茶屋へ寄ると、一人娘を亡くしたという、呉服屋「佐原屋」の内儀・おいねが泣いていた―。あくる日、新八郎は、口入れ屋の「大黒屋」へ足を向けてみた。折よく、大御番衆・安藤仁右衛門の娘・菊野を、金貸しの仲介をしているお濃から取り戻す仕事をもらえることに。だが、なぜか質種扱いとなっている当の菊野が「帰りません」と言い張り…。いったいどんな事情が?弱き者に寄り添う、胸打つ時代小説第二弾。

著者等紹介

藤原緋沙子[フジワラヒサコ]
高知県生まれ。立命館大学文学部史学科卒業。小松左京が主宰した「創翔塾」出身。2013年に、「隅田川御用帳」シリーズで、第二回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やま

85
浄瑠璃長屋春秋記2作目 2020.04発行。字の大きさは…中。潮騒、雨の音、別れ蝉の3話。青柳新八郎と妻・志野の夫婦愛を書いたものです。陸奥国平山藩5万石、御納戸役・青柳新八郎は、4年前に突然失踪した妻・志野を探すため、浪人として江戸へ出て浄瑠璃長屋に住みさまざまな相談や事件を解決しながら、妻を信じ探し続けます。 🌿🌿志野さんを探す手がかりが見つかると、その細い手がかりが消えては繋ぎと、なかなか志野さんの消息が分かりません。そんな中でも、志野さんを信じて探し続けます。夫婦の強いきずなを感じます🌿🌿2020/12/01

ごへいもち

6
続きを読もう2024/12/18

まる

4
意外に簡単に志野に繋がる道が見えて来るのに中々手繰れない。でもこれだけ辿る手立てがあるのなら、きっといつかはという期待をどくしゃに抱かせつつ次へ、、、。2022/02/13

千日紅

3
内容(「BOOK」データベースより) 陸奥浪人の青柳新八郎は、裏店に『よろず相談承り』と看板を掲げ、糊口を凌ぎながら、失踪した妻を探している。今日は、義父の墓参りをした帰途、近くの水茶屋へ寄ると、一人娘を亡くしたという、呉服屋「佐原屋」の内儀・おいねが泣いていた―。あくる日、新八郎は、口入れ屋の「大黒屋」へ足を向けてみた。折よく、大御番衆・安藤仁右衛門の娘・菊野を、金貸しの仲介をしているお濃から取り戻す仕事をもらえることに。だが、なぜか質種扱いとなっている当の菊野が「帰りません」と言い張り…2020/06/01

のあこ

1
浪人新八郎さんが奥さんの志野さんの行く方を探しているお話の2冊目、一気に読んじゃいました。 やっぱり新八郎さん、かっこよすぎ。2024/05/31

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