小学館文庫<br> ぐるぐる問答―森見登美彦氏対談集

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小学館文庫
ぐるぐる問答―森見登美彦氏対談集

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094067071
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

森見登美彦氏初の対談集、完全版!

ただ正直に、出たとこ勝負で喋るだけである。だから私はたいていの対談でぐるぐるしてしまう――(「はじめに」より)。そんな森見登美彦氏が、ぐるぐるしながらも臨んだデビュー直後の人生初対談から、憧れの人との緊張のご対面、15周年を迎えての振り返りまで。現在では入手困難な対談を網羅した、ファン必読の一冊です。
対談相手は、劇団ひとり氏、万城目学氏、瀧波ユカリ氏、柴崎友香氏、うすた京介氏、綾辻行人氏、神山健治氏、上田誠氏、羽海野チカ氏、大江麻理子氏、萩尾望都氏、飴村行氏、本上まなみ氏、綿矢りさ氏という各界トップランナーの多彩かつ豪華な顔ぶれ。単行本収録の全16記事+“対談風小説”「今昔対談」を完全再録するほか、新たに伊坂幸太郎氏、辻村深月氏との対談を追加収録しました。本書だけで読める、書き下ろしコメントも満載です。
装画は『こぐまのケーキ屋さん』著者、カメントツ氏による描き下ろし。さらに、登美彦氏の仕事場突撃インタビュー漫画も特別収録!



【編集担当からのおすすめ情報】
気心の知れた相手との丁々発止、憧れの人との超緊張のご対面……登美彦氏のさまざまな表情が覗きます。デビュー以来の15年間の軌跡が詰まっているので、その時に刊行された作品との読み比べもオススメ。登美彦氏の書き下ろし注釈も多数!

内容説明

緊張の人生初対談から憧れの人とのご対面まで。デビューからの十五年間に行われた、現在では入手困難な対談を一挙収録。多彩なジャンルから錚々たる顔触れが集結。さらに、伊坂幸太郎氏、辻村深月氏との対談も新録した、ファン必読の書。

目次

劇団ひとり “笑い”の中にある“救い”
万城目学 対決!三つの公開質問状
瀧波ユカリ 漫画と小説の正しい濃度
柴崎友香 イマドキ古都の楽しみ方
うすた京介 脱「○○作家」の挑戦
綾辻行人 京都に潜む怪しの闇
神山健治1 物語の構造はドリフに学ぶ?
神山健治2 オモチロ成分の考察
上田誠1 言葉が作る現実と非現実
上田誠2 鴨川神話が崩れた日
羽海野チカ ダメダメ人間ほど愛おしい
大江麻理子 森見ワールドのモヤモヤ歩き
萩尾望都 わがままに、好きなように書く
飴村行 一見対極、前世は兄弟?
本上まなみ 四畳半に帰るべし!
綿矢りさ 暴走させない恐怖と笑い
伊坂幸太郎 追いつ追われつやっかみ対談
辻村美月 十五年目の原点回帰
小説 今昔対談
カメントツの「漫画ならず道」番外編

著者等紹介

森見登美彦[モリミトミヒコ]
1979年奈良県生まれ。京都大学農学部卒業、同大学院修士課程修了。2003年「太陽の塔」で第一五回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。07年『夜は短し歩けよ乙女』で第二〇回山本周五郎賞を受賞。10年『ペンギン・ハイウェイ』で第三一回日本SF大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

chiru

141
すごくおもしろかった!! 作家さんがどうやって名作を生むのか、どんな着想で書くのかを、対談の形式で語ってくれる。対談のほとんどに、森見さんの京都愛があふれてる感じ。綿矢りささんとの怪談で盛り上がる様子がとくにおもしろいです。本上まなみさんの回は、森見さんが本上さんをどれだけ好きかわかるようで可愛い。森見さんの世界観は、だめだめな男子×迷いこむ不思議な世界=ノスタルジー…かな? 森見さんの作品をもっと読みたくなる一冊でした! ★42020/02/06

buchipanda3

114
はじめにやおわりにの文を読むと森見さんの人となりが伝わってくる。真面目な人だなあと。対談からも丁寧な受け答えで更にその感を強くした。なので辻村深月さんとの対談で、二人とも自分の「マジメさ」に手こずっているのではという森見さん自身のコメントに思わず納得。それでも作家同士の対談は、ポロッと素の悩みとか本音が出ていたと思う。伊坂さんとの対談で締め切りパンク状態の話を読むとかなり大変だったのが分かる。万城目さんとはきゃっきゃ、きゃっきゃ(伊坂氏曰く)。京都を描く時のこだわりの話を思い出しながら未読本を読みたい。2020/05/18

あきぽん

100
森見氏vsいろんな人の対談集。vs伊坂幸太郎氏が圧倒的に面白かったです。伊坂氏の背中を追ってきた森見氏と、後輩の才能に嫉妬する伊坂氏の、丁々発止の文学論。森見氏の作風は、実は万城目学氏ではなく伊坂氏と似ているという、今さらながらの発見がありました。2020/09/19

佐々陽太朗(K.Tsubota)

95
伊坂幸太郎氏、辻村深月氏との対談が加わっている。豪華なおまけである。装画がカメントツ氏になり番外編として登美彦氏インタビューが「カメントツの漫画ならず道」として漫画になっている。これにより登美彦氏が腐れ大学生を続け切らなかった理由が明らかになった。それは「逃げ」ではないかというカメントツ氏のスルドイ指摘に対し、登美彦氏は曰う。「読者が不幸になっても幸せになりたい・・・」と。本音を言えば私も腐れ大学生ものを書いて欲しかった。しかしおまけに免じて登美彦氏には「死んでも腐れ大学生ものを書け!」とはいわずにおく。2019/11/30

ゆいきち

76
森見さんの人柄の良さが垣間見られる対談集です。上品な気質やおっとりしている所やちょっと天然っぽい面白さが伝わってきて、もっともっと好きになりました。特に伊坂さんとの対談なんて、終始ドキドキでした。大好きな人同士が、大好きな作品たちについてお話している…こんな幸せなことってない!その様子を想像してニヤニヤが止まりませんでした。どなたにも同じ姿勢で接する森見さん、自分の作品をまるで息子や娘のように語る森見さん、奥様の話を幸せそうに語る森見さん…色々な森見さんを知れて本当に幸せです。対談集2も待っています!笑2020/07/07

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