出版社内容情報
柳家小三治の名演を、本人が監修・推敲して仕上げた“読む落語”第7巻。
内容説明
人間国宝の読む落語第7弾!TBS「落語研究会」の口演から名作を厳選、7編を収録。
著者等紹介
柳家小三治[ヤナギヤコサンジ]
本名・郡山剛蔵。1939年・東京生まれ。59年、五代目柳家小さんに入門して前座名・小たけ。63年、さん治で二ツ目昇進。69年、十代目柳家小三治を襲名、真打昇進。76年、『小言念仏』で放送演芸大賞、81年に芸術選奨文部大臣新人賞、2004年に芸術選奨文部科学大臣賞受賞、05年に紫綬褒章を受章。14年に、重要無形文化財保持者(人間国宝)。落語協会顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
西
15
文字に起こされた落語、読んでいると聞いているような気になってくる。「らくだ」は小劇場で知った噺。「転宅」「ミイラ取り」は聞いたことある噺。大河ドラマの「いだてん」の影響もあり、落語を聴きたいという欲求が上がってきた。同じ噺でも、どこを切り取るか、どこに光を当てるかで、演じる人によって変わるのが面白いんだろうな2019/05/22
やまねっと
4
この巻の噺全部が面白かった。大工調べの言い合いや、素人鰻の旦那なんかは小気味良く面白い。転宅も女のいいようなされ方が実に面白い。 他にらくだ、百川、ミイラ取り、金明竹などが載ってます。 残り2巻。2020/03/20
冨樫くんとノス
4
やっぱり「読む」より「観て聴きたい」。高座は一度しか行ったことはないが、お茶を飲んだり、話の間の取りかたもほんとに好き。小三治さんが修行時代にさぼって土手で本を読んでいた話を一之輔さんがしてくれて「スナフキンか」って。好きだわー、スナフキンの小三治さんも。アルツハイマーと言っていたのも洒落だったようでよかった。また噺を聴きに行きたいので、是非元気でいてもらいたい。2018/02/14
tomo6980
2
落語研究会の口演。DVDほしいけど、高いなあ(1枚単価にしたらそうでもないのはわかっているけどさ)。2018/01/26
OMO
1
面白さ:○ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:○ 文学的云々:×2022/10/23
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