内容説明
話すことができない少女と読み書きのできない母親。失われた言葉をふたりは取りもどせるだろうか。第1回フナック小説賞受賞、アラン=フルニエ賞受賞。
著者等紹介
メナール,ドミニク[メナール,ドミニク][Mainard,Dominique]
1967年、パリに生まれる。22歳から27歳まで一年の半分をアメリカで過ごし、英米文学の翻訳をしながら、優れた物語作者としての才能を開花させていく。24歳で発表した短編Edna Marvey(Editions Le Monde,1991)でジュヌ・エクリヴァン(若い作家)賞を、続いて最初の短編集Le second enfant(La Diff´erence,1994)ではプロメテ賞を受賞し、短編の名手として注目される。短編集にはほかにLe grenadier(Gallimard,1997)、La maison des fatigu´es(Jo¨elle Losfeld,1999)があり、前者ではブルスタン=ブランシェ賞を得た。さらに、最初の長編小説Le grand fakir(Jo¨elle Losfeld,2001)がメリディアン読者賞を受賞。長編二作目となる『小鳥はいつ歌をうたう』は、2002年に創設されたフナック小説賞の第一回受賞作となり、また2003年度のアラン=フルニエ賞にも選ばれている
北代美和子[キタダイミワコ]
1953年、東京生まれ。1976年、上智大学外国語学部フランス語学科卒業。1978年、上智大学大学院外国語学部言語学専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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