出版社内容情報
認知症は、日本人の5人に1人がかかる疾患。人生100年時代を迎え、より身近になってきている。「認知症は怖い」「認知症になったら何もわからなくなる」といった偏見はもう古い。最新の研究結果や治療方法、介護サービスを知り、理解することが、本当の認知長予防の第一歩となる。家族の介護と健康をサポートする「健達ねっと」は750万PVの健康情報サイトで、認知症研究の第一人者、介護のエキスパートらによる健康コラムは約1億回も読まれてきた。今回は認知症のコラムを厳選し、最新の認知症を学べる一冊として集録した。
【目次】
序章 そもそも、認知症ってどんな病気(古和久朋)
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1章[予防編]認知症の発症や進行を防ぐためにできること
「FINGER」で認知症予防(長田乾)
認知症を生じにくい人とは?(吉澤浩志)
認知機能を良好に保つ「認知レジリエンス」とは(布村明彦)
生活習慣病と糖尿病の深い関係を知ろう(荒木厚)
認知症の予防に、フレイル対策を始めよう(長田乾)
脳と体の健康のために「筋肉」を維持しよう(荒井秀典)
老年期の睡眠障害と認知症(舘野周)
食習慣の見直しで、認知症を予防しよう(笹本友里)
作業療法からみた認知症予防(大嶋伸雄)
2章[診断編]認知症に気づき、支えるためにできること
認知症は、早期の段階での「気づき」が大切(川畑信也)
認知症の早期発見における画像診断の大切さ(飯塚友道)
認知症を知り、「心が晴れる」対応を(奥村歩)
「安心感」を伝える、認知症の患者さんへの接し方(吉田勝明)
認知症を前向きに受け止める「認知症ポジティブ」のすすめ(山口晴保)
認知症の患者さんの家族へのサポートと地域連携(鈴木如月)
総合病院における「認知症サポートチーム」の役割(中村由喜子/本間昭)
「認知症カフェ」を、もっと世の中に(武地一)
3章[ケア編]認知症を受け止め、寄り添うためにできること
Withコロナにおける認知症サポート(朝田隆)
認知症の人に寄り添うケアを(石川容子)
相手の「背景」に心を向けたコミュニケーションを(萩原淳子)
対話から考える、認知症の精神療法(繁田雅弘)
認知症になった両親の遠距離介護を決めるまで(鎌田松代)
家族から学ぶ認知症ケアの基本(鈴木みずえ)
優しさを伝える「ユマニチュード」を知ろう(本田美和子)
「キュアからケアへ」認知症と摂食嚥下障害(野原幹司)
リアリティ・オリエンテーションで「今」を伝えよう(髙橋克佳)
内容説明
いま知っておきたい!認知症の常識が変わる最新のトピック。この知識と対応があれば認知症はこわくない!
目次
1章 予防編 認知症の発症や進行を防ぐためにできること(“FINGER”で認知症予防;認知症を生じにくい人とは?認知症の促進因子と抑制因子;認知機能を良好に保つ“認知レジリエンス”とは ほか)
2章 診断編 認知症に気づき、支えるためにできること(認知症は、早期の段階での“気づき”が大切;認知症の早期発見における画像診断の大切さ;認知症を知り、“心が晴れる”対応を ほか)
3章 ケア編 認知症を受けとめ、寄り添うためにできること(Withコロナにおける認知症サポート;“理想の介護”にこだわらず、認知症の人に寄り添うケアを;言葉だけに頼らず、相手の“背景”に心を向けたコミュニケーションを ほか)
著者等紹介
古和久朋[コワヒサトモ]
神戸大学大学院保健学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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