出版社内容情報
100歳で転倒骨折、奇跡の復活劇を加筆!
こんなに若々しく瑞々しい97歳がいたのか!と、
日本中に大反響を巻き起こした笹本恒子さん。
2015年9月1日に満101歳の誕生日を迎えた。
1914年生まれ、日本初の女性報道写真家である。
100歳の冬、自宅で転倒、骨折。しかも2度。
それでも自力で歩くことを目指し、手術、リハビリ。
2015年春、ひとり暮らしのマンションから老人ホームに転居。
101歳の「いま」の暮らしと奇跡の復活劇を約50ページ加筆して、
ベストセラーの自伝的エッセイ『好奇心ガール、いま97歳』を文庫化。
【編集担当からのおすすめ情報】
『徹子の部屋』『あさイチ』『おはよう日本』『ニュースウォッチナイン』『ラジオ深夜便』など、大きく紹介されたメディアは数知れず。
明るくお茶目な表情、東京の山の手言葉とつやのある声、センスが光るファッション、元祖・働く女性としての芯のある生き方…。
2011年の『好奇心ガール、いま97歳』出版以降、笹本恒子さんは中高年女性の憧れとなりました。
2014年ベストドレッサー賞受賞翌日に自宅で転び骨折、そのリハビリ中に再度骨折。
この悲劇を持ち前の前向きさでからりと乗り越えた生き様は、新たな感動とリスペクトを呼びます。
内容説明
「日本にはまだ女性の報道写真家というのがひとりもいないのです。どうです、やってみませんか」。昭和15年、こんな誘い文句に心を動かされ、日本初の女性報道写真家となった著者。戦前、戦後の日本をファインダー越しに眺め、記録し続けた。一時期、写真家の道を離れたものの思いを断ち切れず、復帰したのは71歳のとき。以来、カメラを手離さず活躍している。その半生や原動力となっているおしゃれ、ワイン、恋する心について綴ったエッセイ『好奇心ガール、いま97歳』が待望の文庫化。100歳で転倒、骨折、リハビリの復活劇も加筆され、さらにパワーアップ。
目次
1章 楽しいひとりぼっち(97歳のひとり暮らしはこんなふうです;“おいしいものを適度に”が食事の基本;老人ホームはやめてリフォームをしました;甘えない、甘やかさないが元気の秘訣かしら;96歳からの人生を変えたある日の出来事)
2章 女性報道写真家の道へ(はじめて耳にした「報道写真家」という仕事;瞬間勝負の仕事はハプニングがいっぱい;新しい時代を迎え、仕事は波瀾万丈)
3章 再出発は71歳(二十余年の寄り道の末、もう一度、写真家に;撮りたいテーマは迷わず実行;人生や恩師が教えてくれたこと)
4章 花は始めも終わりもよろし(いくつになっても恋をして;おしゃれをする心は昔もいまも;最期は大好きな人に手を握られて)
著者等紹介
笹本恒子[ササモトツネコ]
1914年9月1日東京生まれ。日本写真家協会名誉会員。1940年に財団法人写真協会に入社し、日本初の女性報道写真家となる。戦後はフリーのフォトジャーナリストとして活躍。1950年に戦後初の写真展を開催。一時現場を離れるが、1985年、写真展開催を機に71歳で復帰。2011年、吉川英治文化賞、日本写真協会賞功労賞、2014年ベストドレッサー賞特別賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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