小学館文庫<br> ほっこりおうちごはん―「どうぞ飯あがれ」

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小学館文庫
ほっこりおうちごはん―「どうぞ飯あがれ」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 253p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094061482
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

心がほっこり温まる「おいしい」食エッセイ

人気マンガ家として超多忙な日々を送りながらも、「子どもの朝食・お弁当・晩ご飯はほかの人にゆだねず、自分でつくろう」そう決心し、30年以上も実践し続けた柴門ふみさん。仕事を5時に切り上げ、猛スピードで帰宅してつくった日々のレシピと、レシピにまつわる思い出やエピソードが綴られます。
学生時代、自炊を始めたころの思い出を綴った「キャベツと貧乏暮らし(キャベツとソーセージのスープ煮)」、子どもたちから大絶賛された料理が実はテレビの料理番組からヒントを得た超簡単レシピだったという「料理番組に教えられて(カレーケチャップ味のドリア)」、苦手な圧力鍋を克服した「圧力鍋格闘記(筑前煮風豚の角煮)」など、どのエピソードからも柴門さんの料理へのこだわりと家族の笑顔が見えてきます。
巻末の「柴門流おうちごはんレシピ」では、家族と食べたい一品が見つかること間違いなし。おいしくてあったかい、家族の存在、おうちごはんの魅力を再確認させてくれるハートフルエッセイ集です。
心もおなかも満たされる大満足の一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
読んでいるうちに、きっと誰もが共感できる食の記憶がよみがえってきます。家族で食卓を囲んだ日々、嫌いなものを我慢して食べた学校給食、初めて作ったお弁当などなど。手づくりのごはん、家族で囲む食卓のあたたかさを改めて感じさせてくれる一冊。数々の“おいしい話”におなかがすいたら、巻末レシピをご活用ください!超多忙な仕事の合間を縫って考えられた料理は、超手抜き、でもおいしい家庭料理の名品ばかりです。

もくじ


はじめに 6


食は思い出を紡ぐ 9
給食の思い出(豚肉ソテーのトマトソースがけ) 10
キャベツと貧乏暮らし(キャベツとソーセージのスープ煮) 14
キャベツのウンチク(煮込まないキャベツスープ) 18
すしの王道(アボカド入りサイコロちらし) 22
中華料理のペース配分(ピータン豆腐) 26
夏場の食欲不振には(ナスのピリ辛ダレ) 30
スダチひとふりが高級料亭の味(カツオのたたき) 34
故郷の名産は干しエビ(ナスと干しエビの炒め煮) 38
丸もちと角もちどちらが好み?(お雑煮〈山口風〉) 42
担当編集者レシピ(レンコンキンピラのウニあえ) 46
卵料理の思い出(残り物でスペイン風オムレツ) 50
天日干しといえば……(ジャコと高菜のふりかけ) 54
食が家族をつなぐ 59
離乳食の闘い(ミネストローネ) 60
赤身が中トロに変身(ネギトロとアボカドのカナッペ) 64
ナスってどんな味?(ナスのはさみ揚げ) 68
料理番組に教えられて(カレーケチャップ味のドリア) 72
日曜日のお昼メニュー(残り物でパスタ) 76
マーマレード活用術(スペアリブのマーマレード焼き) 80
丼は主婦の味方(タケノコと豚肉の親子丼風) 84
マンガの中の食べ物(油揚げのきんちゃく煮) 88
かたくなったパンをリサイクル(フレンチトースト) 92
みんな大好きポテトサラダ(ポテトサラダ) 96
「カンタン」は主婦の味方 101
皮つきのおいしさ(鶏モモ肉のパリパリ焼き) 102
オーブンの魔法(ミートローフ) 106
忙しい日は鍋に逃げる(水ギョーザ) 110
市販のタレをとことん活用(大根とスペアリブの煮物) 114
ごちそうの見た目(かんたんパエリア) 118
菜園に突然変異!(ナスの浅漬け) 122
お弁当づくり4カ条(究極の手抜き弁当) 126
スープの素は万能(ピリ辛チキンスープ) 130
ヨーグルト使いきりレシピ(フルーツヨーグルト) 134
究極のサンドイッチ(フランスパンのサンドイッチ) 138
ときどきはこだわってみる 145
いざ勝負! マックの照り焼き(照り焼き風味和風ハンバーグ) 146
プールつき豪邸の味(玉の輿春巻き) 150
「めんつゆ煮魚」にもこだわる(銀ダラの煮つけ) 154
トンカツ屋になる夢(ロースカツ&ナメコ汁) 158
カレーは、ビーフかチキンか(イタリア風!?チキンカレー) 162
外食の味を再現(カンタン炊き込みワカメご飯) 166
手づくりデザートの労力(マンゴープリン) 170
圧力鍋格闘記(筑前煮風豚の角煮) 174
家電付録のレシピ本は侮れない(タケノコ入り炊き込みご飯) 178
イカさばきの快感(イカリング&ゲソバター炒め) 182
人生も食も移りゆく 187
ササミでやせられるか?(ササミカツ) 188
香菜の香り(白身魚の中華風!?サラダ) 192
辛味と苦味のハーモニー(大人の豚キムチ) 196
魚は目玉がいちばんうまい!?(超カンタン!ブリ大根) 200
大人になるための儀式(ゴーヤチャンプルー) 204
鍋はシンプルに限るのだ(豚肉とミズナのシンプル鍋) 208
苦手トマトを克服(トマトとインゲンのサラダ) 212
すべて家族のため(柴門流!ショウガ焼き) 216

柴門流おうちごはんレシピ 221


終わりに 248

内容説明

人気漫画家として超多忙な日々を送りながら、家族のために毎日食事をつくり続けた著者の“おうちごはん”エッセイ&レシピ集。自身の食の思い出を綴った『食は思い出を紡ぐ』、食卓を囲む家族の会話が満載の『食が家族をつなぐ』。忙しい日々を救ったレシピと、レシピ誕生秘話を紹介した『“カンタン”は主婦の味方』『ときどきはこだわってみる』。そして、子供の成長と共に変化する食卓を描いた『人生も食も移りゆく』。5つの章に手作り料理にまつわるエピソードが満載。食を通しての家族の絆に改めて気づかされます。巻末にはエッセイに登場するすべての実用レシピを収録。

目次

食は思い出を紡ぐ
食が家族をつなぐ
“カンタン”は主婦の味方
ときどきはこだわってみる
人生も食も移りゆく
柴門流おうちごはんレシピ

著者等紹介

柴門ふみ[サイモンフミ]
マンガ家・エッセイスト。1957年徳島県生まれ。お茶の水女子大学卒業。在学中は漫画研究会に所属。のちに夫となる弘兼憲史氏のアシスタントを経て、1979年大学卒業後に「少年マガジン増刊号」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むつこ

12
久しぶりに楽しく読めたサイモンさんの食のエッセイ。ご主人の弘兼さんの食の好みも満載で夫婦であっても異なるところが(逆に)共感・好感する。外ご飯より家ご飯のほうが気を使わない「お母さんのご飯が食べたい」と言う子供たち、家庭料理の良さは時間が経たなければわからないものだと感じた。2016/09/18

Iso

10
夫婦とも超売れっ子漫画家さん。ご飯作り、こんなに頑張ってたんですねぇ。あとがきにある頑張り過ぎない、ほどほどにの言葉に納得です。2015/05/18

ミキティ

5
著名なご夫婦なので、さぞかしセレブなごはんを召し上がっているかと思ったら、普通にスーパーで買い物して、仕事が忙しいのにもかかわらず、家族のために、家族のことを思いながらおいしいごはんを作っていらっしゃったのですね。試行錯誤、失敗談、カロリー、ダイエット・・あるあるな話ばかりで共感と親近感。お話を書く方のエッセイは、言葉巧みでどんどん引き込まれますね。柴門流レシピがたくさん紹介されていたので、早速作ってみよう🎵2019/05/29

貧家ピー

5
4年間のESSE連載のイラストエッセイ、レシピ付。 5時半に起きて作ったお弁当の数々や一汁四菜の数々。やり始めるととことんやらないと済まない性格とのこと、 「頑張りすぎないこと」が読者に伝えたい事。 徳島の干しエビを買ってきたい。2018/12/22

きりぱい

5
麺つゆや市販のたれなんかもじゃんじゃん使っているけれど、外で食べた味を再現しようと工夫したり、とにかく食事は家で作って食べさせようと頑張る人だった。思春期で反抗期の子供たちがろくに口をきかなくても、朝早くからお弁当を詰め、三食作る。仕事をしている母なら皆していることだろうけれど、ことさらこの漫画家夫婦ということでその食事情が見えるのも面白い。今じゃ独立した子供から「お母さんのごはんが食べたい」と言われたりするそうで、面倒くさいなあと思いつつ、ニヤニヤしてしまうとかわかるなあ。2015/07/18

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