出版社内容情報
明るいけれど少しかなしい青春私小説
東京の下町・小岩のボロアパートで友人たちと共同生活を送っていた二十三歳のシーナマコトは、ある日見た新聞の求人広告がきっかけで、小さな業界新聞社の編集者になった。
入社した百貨店ニュース社は、新橋西口通りのずっと先にあるビルに入っており、そこで出会った怪しく個性的な人物たちと、シーナは仕事、酒、賭け事という怒濤のサラリーマン生活を送る。そして恋の挫折も経験したシーナに訪れた、ひとりの女性との決定的な出会い・・・・・・。
『哀愁の町に霧が降るのだ』に続く自伝的青春小説。
「この小説の『バンカラ世界』にこそ、人生の本質は存在する」
中川淳一郎さん(ネットニュース編集者)激賞!
第1章 グリーンスネイク
第2章 塔屋の車座団
第3章 トタン雨
第4章 よかちんちん
第5章 まんじゅしゃげこわい
第6章 ハッタリ横丁の人々
第7章 派閥天丼
第8章 小瓶のウイスキー
最終章 さよなら鯨やん
あとがき
特別寄稿エッセイ バーニャカウダカルパッチョSNSニイチャン、お前の人生それでいいのか(中川淳一郎)
椎名 誠[シイナ マコト]
著・文・その他
内容説明
東京の下町・小岩で、友人たちと共同下宿生活を送っていた二十三歳のシーナマコトは、偶然見た新聞の求人広告がきっかけで、小さな業界新聞社の編集者になった。新橋西口通りのずっと先にあるオンボロビルに入る会社で、怪しく個性的な人物たちと出会い、仕事、酒、賭け事という怒涛のサラリーマン生活を過ごすシーナ。そして、恋の挫折も経験し訪れた、ひとりの女性との決定的な出会い…。明るくおかしくて、でも少しかなしい青春を描いた『哀愁の町に霧が降るのだ』に続く自伝的青春小説の傑作が復刊!巻末には中川淳一郎氏による特別寄稿エッセイを収録。
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。89年に『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、90年に『アド・バード』で日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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